こんにちは。
熊本市中央区で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
今回は、気圧の変化による頭痛について書かせていただきました。
当院の患者さんで、先週朝から雨が降った際に
「雨が降って低気圧になるといつもひどい頭痛がする」
「気圧アプリを見るだけで憂鬱になる」
このようにお話をされる30代女性の方がおられました。
特に気圧との関係性が深い頭痛を「片頭痛」と呼びます。
頭痛online様の記事によると
気圧で悪化しやすい頭痛「片頭痛」
天気(気圧、温度、湿度、風速など)のなかでも、特に気圧変化と片頭痛の関連性には昔から多くの方が注目してきました。
と書かれており、天気と頭痛は密接な関係にあるといえます。
「じゃあ、天気が悪い日の頭痛は防げないの?」
と思われるかもしれませんが、しっかりと対策をすれば頭痛を軽減させる事は十分に可能だと私は考えております。
今回のブログでは、低気圧で頭痛ひどくなるメカニズムと、患者さんが取り組んだ対策方法、当院が考える頭痛の意外な原因についてまとめております。
同じような症状でお悩みの方はこの度のブログが参考になるかもしれません。

目次
低気圧で頭痛がひどくなる仕組み
低気圧になるとなぜ頭痛がひどくなるのでしょうか?
実はその仕組はまだ完全には解明されていませんが、低気圧になると体には様々な反応が起こると言われています。
① 低気圧になると、体にかかる「圧力」が弱くなる
私たちの体は、普段から空気によって外側から押されています。
低気圧になると、この空気が体を押す圧力が弱くなります。
すると、耳の外側と内側で一時的に「圧力の差」が生じることがあります。
例えば、飛行機が上昇するときに「耳が詰まる」と感じた経験はありませんか?
これも、耳の外側と内側の圧力に差が生じることで起こる現象です。
人によって耳が詰まるだけでなく、頭痛を感じるという方もいらっしゃいます。

② 気圧の変化が「頭の痛みを伝える神経」に影響する
耳の奥には「内耳(ないじ)」という、体のバランスを感じ取る場所があります。
そして、低気圧により、内耳で感じ取った変化が、「頭の痛みを伝える神経」にも影響するのではないかと考えられているのです。
つまり、「低気圧がきっかけとなって、頭の痛みを伝える神経が反応し、頭痛につながる可能性がある」ということです。

③天気が悪くても頭痛にならない人がいるのはなぜ?
同じ低気圧でも、頭痛がひどくなる人と、何ともない人がいますよね。
これは、「気圧の変化に対する体の反応に個人差」があるためと考えられています。
例えば、「車に乗ると酔いやすい人もいれば、まったく酔わない人」もいます。
同じ揺れを感じていても、人によって体の反応は違うんです。
低気圧による頭痛も、それと似ています。

低気圧による悩みを改善した女性が取り組んだこと
ではこの低気圧による頭痛にはどのように対策をすればよいのでしょうか?
今回は女性に行ったアドバイスを3つ紹介いたします。
①天気の良い日にウォーキングを行う
天気が良い日に、20分ほどのウォーキングを行いましょう。
ウォーキングを行う事で、全身に血液が流れやすくなり、頭痛の予防が期待できます。

*頭痛があったり体調が悪い日は無理をされないでください
②できるだけ睡眠時間を一定にする
睡眠不足だけでなく、寝すぎも片頭痛のきっかけになることがあります。
私たちの体には、睡眠や目覚めのタイミングを調整する「体内時計」が備わっています。
夜更かしや休日の寝だめなどで生活リズムが大きく乱れると、睡眠の質に影響し、頭痛が起こりやすくなることがあるのです。
そのため、平日も休日も、できるだけ同じ時間に起きることを意識してみましょう。

③耳を手でやさしくつつむ
頭痛がひどい時は、手のひらで耳から側頭部(耳の上の部分)をやさしくつつみましょう。
頭痛は非常に神経が敏感になっている状態です。手のひら全体でつつんであげることで、敏感になった神経が少しずつ和らいでいくことが期待できます。

しかし、頭痛がある部分をぐりぐり押したりすると頭痛が悪化してしまう可能性があるので気をつけてください。
当院が考える低気圧の症状を改善に導いたポイントは「背中」
当たり前ですが、私達は天気を変えることできません。
先ほどお伝えした通り、気圧の変化で頭痛が出るかには「個人差」があります。
つまり「頭痛の原因は低気圧だけではない」ということです。
そこで当院で注目をしたのが「背中」でした。
患者さんのお体を検査すると、背中があまり動いておらずいわゆる「猫背」の状態だったんです。
実は猫背の状態が続くと、体の中に「酸素」が取り込みづらくなってしまいます。
みなさんも、背中を丸めた状態で深呼吸をしてみてください。
背筋を伸ばして深呼吸をして時に比べて息が吸いにくいかと思います。
特に脳は、たくさんの酸素を必要とする場所です。
そのため、体に十分な酸素が届かなくなると、「頭がぼんやりする」「集中力が低下する」「疲れやすくなる」など、さまざまな不調が現れることがあります。
酸素不足が強くなると、頭痛やめまいにつながることもあります。
患者さんの状態は低気圧の状態に加えて、姿勢の悪さからさらに頭痛が出やすい状態だったんです
当院では、特に背中の中で動いていない背骨を特殊な検査法で見つけ出し、さびついたチェーンに油を指していくような感覚で施術を行いました。
すると、「天気が悪い日でも頭痛の回数が減りました」
と改善のお声をいただくようになりました。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
低気圧による頭痛はまだ医学的に判明していない部分が多い症状です。
今回ご紹介した内容は、体への刺激が少ない方法ばかりなので安心して取り組まれてください。
また、頭痛は今回の患者さんのように背中の状態が問題になるケースも実は多いので
頭痛が気になる方は当院までお気軽にご相談ください。
[監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 小竹翔太]

