こんにちは。
熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。
お昼はまるで夏のような気候が続いていますね。
熊本市では週末に運動会が開催された小中学校も多かったそうです。
くれぐれも熱中症にはお気をつけください。今後ブログでも熱中症対策についてご紹介させていただく予定です。
今回ご紹介するのは、20代女性の患者さまで、「朝いつも腰痛で起きてしまう」という症状でお悩みの患者さまです。
お仕事はお薬を作っている会社の事務員をされている方で、1日に7時間以上座りっぱなしになるそうです。
大学を卒業後デスクワークを始めてから腰痛に悩まされるようになったそうです。
特に朝方になると腰痛で目が覚めてしまう事が最近増え、さらに睡眠時間まで影響が出てきたタイミングで当院を受診されました。
今回のブログでは「朝いつも腰痛で起きてしまう!寝る前に行うと効果的なストレッチ」という内容で進めていきます。
同じような症状や、腰痛でお悩みの方にとって参考になるかもしれません。
朝いつも腰痛で起きてしまう理由
腰痛と寝返りの関係性
腰痛と寝返りには深い関係があります。
特に寝返りを打つ回数が少ないと、腰痛が悪化することが多いです。では、なぜ寝返りが重要なのでしょうか?
まず、寝返りの役割について説明します。寝返りは、体が同じ姿勢で長時間いるのを防ぐ為に身体が自動で行なってくれます。
これにより、特定の筋肉や関節にかかる圧力を分散させ、体全体の血の流れを促進します。
寝返りを打つことで、筋肉や関節の硬直を防ぎ、朝起きたときに身体がスムーズに動きやすくなる事で腰痛を防いでいます。
一般的に、人は一晩で20回から30回ほど寝返りを打つとされていますが、この回数が少なくなると腰痛になりやすくなります。
また仰向けが長くなると内臓の重みが腰にかかりやすくなります。
重みは腰の筋肉や血管を圧迫する形となります。
内臓は体重の約40%を占めていると言われており、体重が50キロの方で20キロもある計算になります。
これは瓶ビール1ケースと同じ重さみたいです。
想像してみてください。
夜寝ている時にお腹に瓶ビール1ケースがずっと置いてあったら耐えられませんよね?
このように寝返りが少なくなり、同じ体勢が続くと腰痛になりやすくなるのです。
寝返りの回数を増やして腰痛を防ぐ方法
まとめ
寝返りができているかどうかはご自身ではなかなかわからないと思います。
朝起きた時に腰痛がある場合は寝返りの回数が少なくなっているサインかもしれません。
今回ご紹介した方法をぜひ続けてみてください。少しずつ寝返りの回数が増え、朝起きた時の痛みが軽減されていくと思います。
しかし、今回ご紹介した内容を試しても中々取れない場合があります。
その際は当院の方にお電話や公式LINEでのご相談を承っております。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)