予約のお電話はこちらから
tel.096-277-1355

(受付時間:10:00-21:00)

〒860-0021 熊本市中央区上鍛冶屋町12-1-101
news
  • 肩こり

肩こりがひどくなると頭が重くなる。薬に頼る前にまずできる事を紹介

こんにちは。

熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております院長の小竹翔太と申します。

最近は雨は降らなくても、どんよりと曇る事が多くなりましたね。

こういった天気の時は肩こりや頭が重くなるといった症状が出やすくなっています。

特にこういった症状に対して痛み止めをはじめとする「薬」は昔から身近な存在として親しまれてきました。

私自身も頭痛になる事が多く、昔はよく痛み止めを服用していました。

しかし、私は特に痛み止めを服用するとひどい眠気に襲われる事が多く、仕事がある日は飲むのをためらう事がありました。

今回は「肩こりがひどくなると頭が重くなる。薬に頼る前にまずできる事を紹介」という内容でブログを作成させていただきました。

この時期になると肩こりや頭痛、頭が重くなり、よく薬に頼ってしまいがちな方にとって参考になるかもしれません。

肩こりがひどくなるとなぜ頭が重くなるのか

肩こりがひどくなると、頭が重く感じることがあります。

これにはいくつかの要因が考えられます。

①血行不良による影響

肩や首の筋肉が緊張すると、その部分の血の流れが悪くなります。

肩や首の筋肉が固くなることで、血液の流れが滞り、酸素や栄養が十分に供給されなくなります。

特に部への血流が悪くなると、頭が重く感じることが多くなります。

この状態は、長時間のデスクワークや同じ姿勢を続けることで悪化しやすいです。

 

②神経の圧迫

肩こりがひどくなると、筋肉が神経を圧迫することがあります。

特に首や肩の筋肉が緊張すると、神経に対する圧力が増し、頭部に痛みや重さを感じることがあります。

首の後ろにははたくさんの神経が走行しており、背中と頭をつないでいる神経も多く存在します。

肩こりがひどくなると、特に首の後ろの神経が圧迫されやすくなり頭が重くなりやすくなります。

(黄色いヒモ状の部分が神経。頭の後ろの方まで伸びているのがわかります)

③ストレスと自律神経の関係

精神的なストレスも肩こりを悪化させ、頭が重く感じる原因となります。

ストレスがたまると、自律神経のバランスが乱れ、肩や首の筋肉が緊張しやすくなります。

自律神経は体のリラックスや緊張をコントロールする役割があり、ストレスによってそのバランスが崩れると、筋肉が常に緊張状態になりやすくなります。

これが肩こりを引き起こし、さらに頭の重さを感じる原因となります。

ひどい肩こりで頭が重くなっても薬に頼りすぎない方が良い理由

肩こりがひどくなり、頭が重く感じると、お薬を使って症状を和らげたい気持ちが強くなると思います。

確かに、薬は一時的に症状を緩和するのに効果的です。

しかし、薬に頼りすぎることにはいくつかの注意点があります。

まず、薬は一時的な対処療法であり、根本的な原因を解決するものではありません。

肩こりや頭の重さの原因は先ほど紹介したように、筋肉の緊張、血行不良、ストレスなど多岐にわたります。

これらの根本的な要因を解消しない限り、症状は再発する可能性が高くなります。

次に、薬を長期間使用することで、体に負担がかかることがあります。

例えば、痛み止めを頻繁に使用すると、腸に負担をかけたり、荷中に眠気がしたりなど注意が必要です。

さらに、薬を使いすぎると、体が薬に慣れてしまい、効果が薄れてしまうことがあります。

このような状態になると、さらに強い薬を求めるようになり、悪循環に陥る可能性があります。

薬を使うこと自体は決して悪いことではありません。

痛みで日常生活に支障が出ている場合は服用すべきだと思います。

しかし、根本的な解決策として生活習慣の改善を併用することがとても重要となります。

薬に頼る前にできる事

肩こりや頭の重さを感じたときに、薬に頼る前に試せる具体的な対策を3つ紹介します。

①こまめに休憩を取る

長時間同じ姿勢で作業を続けると、肩や首に負担がかかり、筋肉が硬くなりやすくなります。

デスクワークや立ち仕事をしている場合は、1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。

数分間歩いたり、肩や首を軽く動かしたりするだけでも、筋肉の緊張を和らげることができます。

また、休憩時には目を閉じてリラックスすることで、精神的なストレスも軽減できます。

 

② 通勤や買い物時に歩く習慣をつける

日常生活の中で、できるだけ歩く習慣をつけることが重要です。

例えば、通勤時に車やバスを利用せず、できる範囲で歩くようにすることで、全身の血の流れが良くなります。。

買い物やちょっとした用事の際にも、できるだけ歩くことを心がけましょう。

また、歩くことでストレスも解消されやすくなります。

③休憩中や寝る前にツボを刺激する

頭の付け根のくぼんだところにある風池(ふうち)というツボが効果的です。

画像のように手を後ろに回し、固いスジの部分をなぞりながら上にたどり、ちょうど指が止まったところにツボがあります。

この部分を心地よい痛さを感じる程度で30秒間圧迫します。

特に肩こりや頭が重い、目の疲れにも効果的です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

痛み止めといったお薬をはじめ、世の中にはたくさんの種類のお薬があります。

先ほども述べましたが、薬を使用する事はとても大事であり、特にお医者さんから指示を受けた場合は必ず守るべきだと思います。

しかし、今は市販のお薬などを手に入れる事が容易となっており、特に痛み止めは必要以上に服用してしまう可能性が高いです。

お薬と上手に付き合うために今回ご紹介したような日常生活で気をつけていただきたい事を意識していただくと効果的です。

今回ご紹介した内容を実施してもなかなか頭の重さや肩こりが取れない場合もあります。

そんな時はぜひ一度当院のまでご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

この記事をシェアする