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ぎっくり腰になったらどのくらいの期間で完治する?いつまでに痛みが取れるのか解説します!

こんにちは。

熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。

最近はお昼の時間帯は暖かくなり、外に出やすい気候になってきましたね。

動きやすくなると増えてくるのが「ぎっくり腰」で、経験された事がある方も多いのではないでしょうか?

今回はもしぎっくり腰になってしまった際に、どのくらい期間で痛みが取れていくのか?また、ぎっくり腰が治った後に気をつけたい事をブログでまとめました。

よくぎっくり腰になる方は今回のブログが参考になるかもしれません。

ぎっくり腰はなぜ痛みが強いのか

ぎっくり腰は突然訪れる激しい痛みで、日常生活に大きな影響を与えることがあります。

では、なぜぎっくり腰はあれほどまでに痛いのでしょうか?

ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯[骨と骨がバラバラにならないように繋いでいるゴムバンドのような組織]が急に強い負荷を受けて、炎症を起こすことで発生します。

これは、重いものを無理な姿勢で持ち上げたり、急に体をひねったりした時によく起こります。

人間の体は、痛みを感じることで「今、体に異常が起きている」と認識し、体を守ろうとします。

ぎっくり腰の痛みは、体が発する警報のような反応です。

痛みがあることで、私たちは無意識に腰を安静にさせ、患部を守ろうとします。

また、ぎっくり腰は筋肉だけでなく、周囲の神経にも影響を与えることがあります。

神経は非常に敏感なため、少しの刺激でも強い痛みとして感じられます。

特に腰は体を支える重要な部位であるため、立つ、座る、歩くといった基本的な動作すべてに影響が出るのです。

痛みを通して、私たちの体は「今は安静にして、無理をしないで」と伝えているのです。

そのため、ぎっくり腰になったら、無理をしない事が大切です。

そして、適切な治療とケアを行えば、ちゃんと痛みは引いていきます。

 

ぎっくり腰が治っていく期間

ぎっくり腰は適切なケアと休息をとれば、多くの場合は自然に改善します。

しかし、多くの方が気になるのは「どれくらいの期間で治るのか」という点でしょう。

まず大切なのは、ぎっくり腰の回復期間は人によって異なるということです。

痛みの程度や日常生活の負担、体の回復力には個人差があるため、一概に「この期間で治る」とは言い切れません。

一般的には、適切な処置を行った場合、多くの人が2週間から6週間の間に徐々に痛みが和らぎ、日常生活に戻れるようになります。

しかし、当院にぎっくり腰で通われている方はこの期間よりの早いスピードで治っていく事が多く、実際はもう少し期間は短いように感じます。

ただ、ぎっくり腰になって1日から3日何も対処をせずにいると、治りが悪くなるだけでなく、慢性的な腰痛[腰痛がずっとある状態]へ移行してしまう事もある為、早めの治療が望ましいです。

痛めて1日から3日までは最も腰が痛い期間となっており、私たちの脳が痛みをどうにかしたいと一番思っている期間です。

しかし、この期間を放っていると脳が痛みに慣れてしまい、治しにくくなります。

例えば家の屋根の雨漏りを発見したとします。

すぐに修理をすれば雨漏りは止まり、元の快適な状態に戻ります。

しかし雨漏りを放置すればどうなるでしょうか?徐々に屋根の損傷が広がり、修理がより複雑になり治しにくくなりますよね。

初期の数日は特に痛みが強いため、無理をせず安静にすることが重要ですが、痛みが和らいだら、軽くウォーキングをする事も大事です。

痛みが少なくなってきたら、日常の動作も徐々に可能になっていきますが、ここで重要なのは、中腰、椅子からの立ち上がり、同じ姿勢が続く時です。

治りかけの時期になるとできなかった動きができるようになる為、腰に特に負担がかかる事もできるようになります。

先ほどの3つは特に腰に負担がかかるため、注意が必要です。

また、完全に痛みがなくなったと感じても、腰への負担を突然増やすことは避け、徐々に普段の日常生活に戻していくことが大切です。

最後に、ぎっくり腰の回復期間には個人差が大きいため、自分自身の回復ペースに合わせて、焦らずゆっくりと体を休めることが何よりも重要です。

痛みが長引く場合や不安がある場合は、専門の医療機関での相談をお勧めします。

 

ぎっくり腰が治った後に気をつけたい事

ぎっくり腰が治った後も、再発を防ぐために日常生活でいくつか注意すべき点があります。

 

①正しい姿勢を心がける

日常生活での姿勢は、腰に大きな影響を与えます。

特に長時間同じ姿勢でいることが多い方は、時々立ち上がって体を伸ばしたり、座り方を変えるなどして、腰への負担を軽減しましょう。

②適度な運動を続ける

定期的な運動は、筋力を保ち、柔軟性を高めることで腰への負担を減らします。

特に腹筋や背筋を強化する運動は、腰痛予防に効果的です。

20分程度のウォーキングを週に2回ほど行う事も非常に効果的です。

③重いものを持つ際は膝を使う

重い物を持ち上げる際は、腰に負担をかけないよう、膝を曲げて重心を低くし、腰ではなく脚の力を使うようにしましょう。

また、物を持つ際は身体に近く、バランスを崩さないよう注意が必要です。

 

④ストレス管理を意識する

精神的なストレスも腰痛の一因となり得ます。

スマホから離れる時間を作ったり、お風呂にゆっくり入ったりリラックスする時間を作ることはストレスを下げる効果があります。

日々の小さな心がけが、健康な体を作り、ぎっくり腰とは無縁の生活を送るための基盤となります。自分の体を大切にし、快適な毎日を過ごしましょう。

まとめ

今回はぎっくり腰になった後、どのくらいの期間で治っていくのかとういう内容でブログを書かせていただきました。

3月は特にぎっくり腰が多くなる時期となりますので、急に腰が痛くなった場合などはぎっくり腰かもしれません。

でも大丈夫。正しい対象を行えばぎっくり腰は必ず治ります。

しかし、先ほども述べましたが、最初の対応を間違えてしまうと思ったよりも長くかかることがあります。

対処方法が分からない場合は、遠慮なく当院まで相談してください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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