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  • 腰痛

食べすぎるといつも腰痛になる、、これって「内臓」から?原因と対策方法を解説!

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。

当院の患者さまで

「食べ過ぎると、腰痛になってしまう」

「私の腰痛って内臓からきてるの??」

とよく相談を受ける事があります。

皆さんの中にも、内臓の調子が腰痛に影響があると聞いた事がある方もおられるかもしれません。

今回のブログでは、内臓と腰痛の関係性や腰痛を防ぐ対策方法について解説いたします。

ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。

忘年会後に腰痛になった30代女性

コロナ禍が落ち着き、久しぶりに忘年会シーズンがやってきました。

相談があった30代の営業職、Aさんは、連日の忘年会で大忙しだったそうです。

「3年ぶりの忘年会なんです。みんなで集まれるのが本当に嬉しくて…」Aさんは笑顔で話しますが、その表情には少し疲れが見えました。

仕事の付き合いもあり、週に3回も忘年会に参加。

久しぶりの忘年会で、ついつい食べ過ぎてしまうとお聞きしました。

「料理がおいしくて、気づいたら食べすぎちゃって…翌日になると決まって腰が痛くなるんです」Aさんの悩みは、忘年会の翌日に起こる腰痛でした。

最初は単なる疲れだと思っていましたが、食べ過ぎるたびに腰痛が起こるのは、何か関係があるのでは?と不安になったそうです。

「仕事も家事も、腰痛のせいで集中できなくて…でも、みんなと楽しく過ごせる大切な時間だから、忘年会は参加したいんです」

Aさんのように、久しぶりの忘年会を楽しみたいけれど、その後の体調が心配…という方も多いのではないでしょうか?

実は、食べ過ぎと腰痛には、意外な関係があるのです。

腰痛と内臓のつながり

腰痛の原因は、筋肉の疲れだけではありません。

実は、内臓の疲れが腰痛を引き起こすこともあるのです。

この意外な関係について、わかりやすく説明しましょう。

内臓と腰は、神経によってつながっています。

内臓から腰に向かう神経は、同じ道を使っているのです。

この仕組みを、高速道路のジャンクションに例えてみましょう。

ジャンクションでは、いくつかの道路が交差していて、それぞれ異なる目的地に向かいます。(九州の方なら鳥栖ジャンクションがイメージしやすいかもしれません)

内臓と腰がつながる部分も、まさにこのジャンクションのような形になっています。

もし、このジャンクションで「事故」が起こると、渋滞が発生し、目的地への到着が遅れてしまいます。

食べ過ぎや飲み過ぎで内臓に負担がかかると、この神経の道にも影響が出てきます。

その結果、腰への信号がうまく伝わらず、痛みとして感じられることがあります。

また、東洋医学でも、腰には内臓に関連するツボがあります。

有名なツボとして大腸兪(だいちょうゆ)腎兪(じんゆ)はいずれも腰に存在します。

食べ過ぎたときには、このツボが硬くなったり、押すと痛みを感じたりすることがあります。

つまり、内臓の状態は思わぬ形で腰痛に影響を与えることがあります。

腰痛に悩んでいる方は、内臓の健康にも目を向けることがとても大切です。

内臓の疲れを防ぎ、腰痛を予防する方法3選

1. よく噛んでゆっくり食べる

食事をする際には、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。

噛むことで食べ物が細かくなり、消化がスムーズになります。

また、満腹感を感じやすくなるため、自然と食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

2. 消化の良い食べ物を選ぶ

内臓への負担を軽減するためには、消化の良い食べ物を選ぶことも重要です。

例えば、野菜や果物、うどんなどの炭水化物は消化が良く、体に優しい食材です。

また、脂肪分の少ない魚や鶏肉などもおすすめです。

これらの食材を中心にしたバランスの良い食事を心がけることで、内臓の負担を減らし、腰痛の予防につながります。

3. 足を温める

内臓の健康には体全体の血行が大切です。

特に足元が冷えると血流が悪くなり、内臓にも影響が出てしまいます。

そこで、足を温める習慣を取り入れてみましょう。

例えば、湯船にしっかり浸かったり、寝る前にふくらはぎをストレッチする事で足の血流が良くなります。

これらの方法を日常生活に取り入れることで、内臓の疲れを防ぎ、腰痛のリスクを減らすことができます。

最後に

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

食べ過ぎ・飲み過ぎに気をつけて快適な年末年始を迎えたいですね。

今回ご紹介した内容を試してみても改善が見られないときは、他に原因が隠れているかもしれません。

2024年は12月30日(月)まで診療しております。

お気軽ご相談いただけると幸いです。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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