熊本市中央区通町にある「保育園こくあ」様に経口補水液を寄付しました
こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
6月に入り、熊本市も本格的な梅雨入りとなりました。
毎日雨ばかりで体調を崩されている方も多くなっているかもしれません。
さて、6月といえば雨ですが、「熱中症」が多くなる月でもある事は意外と知られていないかもしれません。
こちらの情報によると、6月から熱中症で病院に搬送される方が増えているのがわかります。
さらに人数こそ少ないですが、乳幼児や学童期の子供も熱中症で搬送されているデータもあります。
引用:総務省 令和4年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況
当院に来院なさる子育て世代の患者さんからも
「子供がもしかしたら熱中症っぽいけど、どうしたらいいかわからない」
「外で遊ばせたら汗だくで顔も真っ赤でびっくりした」
と相談される機会が増えています。
このような状況を見て、「私にできる事は何かないか?」と考え、熊本市中央区通町にある「保育園こくあ」様へ、経口補水液1ケースを寄付させていただきました。
当院の活動に理解を示していただき、快く寄付を受け入れてくださりました。
保育園こくあ様、本当にありがとうございます。
以下は保育園こくあ様のホームページのリンクです。
寄付をさせていただいた経口補水液が熱中症予防の手助けになれば嬉しい限りです。
子供たちの熱中症を防ぐポイント
熱中症はどの年齢でも起こりやすい症状ですが、特に子供は熱中症になりやすいです。
子供に熱中症が起こりやすい理由として
①体温を調節する機能が未発達
子供は大人に比べて、汗腺(かんせん)の発達が未熟です。
大人は体温が上がると汗をかいて体温を下げる事ができますが、子供はうまく汗をかくことができないため体に熱がこもりやすくなるのです。
これは「サウナスーツを着ているような状態」で、時間と共に熱がこもっていくのが想像できます。
②身長が低いため、地面から直接熱を受ける
今や真夏のコンクリートの地面温度は65℃になることもあると言われています。
特に子供は身長が低いため照り返しの暑さを直接受けてしまいます。
③意思表示がうまくできない
子供は体に熱がこもっていても
「暑い」「水が飲みたい」「気分が悪い」
とうまく言葉にできません。
特に熱中症の初期症状である頭痛・吐き気・めまいを訴える言葉を知りません。
ですので大人が常に先回りし、水分補給や休憩の声かけを行う必要があります。
子供たちの熱中症を防ぐために私たちができること
①経口補水液の適切な使用
体に熱がこもると大量の汗をかきます。
その際に水分と一緒に「塩分」も失われます。
この塩分がとても重要で、電車で例えると「レール」のような役割があります。
電車を走らせたくてもレールがなかったら電車は走る事ができませんよね。
このように塩分は、特に熱中症においてとても大切な成分です。
経口補水液は水分と塩分のバランスが絶妙で、素早くかつ効果的に補給をすることができます。
当院が今回寄付をさせていただいたのが、こちらの商品です。
②子供の様子を大人が見る
「顔が赤い」「ぐったりしている」「体が異常に熱い」「目がうつろな状態」
などの熱中症のサインを大人が見逃さない事がとても重要です。
場合によっては、救急車の手配をする事もとても大事です。
最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
今後も微力ではありますが、地道な活動を通して、開業をさせてもらったこの地域に少しでも恩返しができればと思います。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)