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夏場に起こる頭痛は「自律神経の乱れ」が原因?改善と対策方法

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。

お盆もすぎ、通常通りの生活に戻った方が大半だと思います。

私もお盆を使って妻の実家へ挨拶をしたり、昔からの友人に会う機会がありました。

その際に友人に

「暑くなると頭痛がひどくなる」

「これって自律神経が乱れているの?」

と相談されました。

友人は営業の仕事をしているのですが、営業先からクーラーが効いたオフィスに戻ってきた時の気温差に悩んでいるとの事でした。

当院でも頭痛でお悩みの患者さまは多く、今年に限った事ではありませんが、気温差による「自律神経の乱れ」による頭痛の方が多いように感じます。

今回のブログでは自律神経の乱れによる頭痛についての内容と改善、対策方法についてまとめております。

同じような悩みがある方にとって参考になるかもしれません。

夏場に起こる頭痛と自律神経の関係性

夏になると、頭痛に悩む方が増えるのには理由があります。

それは、夏の暑さや湿気、冷房などが体に負担をかけて、自律神経が乱れやすくなるからなんです。

自律神経とは、私たちの体を自動的に正しく調整してくれる大切な機能で、人間が生きていく上で必要不可欠な機能です。

しかし、外の暑い空気から急に冷房の効いた涼しい場所に移動すると、その温度差に体がびっくりしてしまって、うまく調整できなくなることがあリます。

例えば、ジェットコースターに乗っている時に、高い所から低い所に乱高下を繰り返し気分が悪くなった経験をされた事はないでしょうか?

このように人の身体は急な変化にとても弱く、それが原因で、頭痛が起きやすくなります。

また、夏は汗をかくことで、体から水分がどんどん失われてしまいます。

その結果、水分不足で頭痛が引き起こされることもあります。

さらに、暑さで寝苦しくて眠れない夜が続くと、体が十分に休まらずに頭痛の原因になることもあります。

こういった夏特有の環境が、自律神経に負担をかけて、結果として頭痛を引き起こすことが多いんです。

自律神経の乱れによる頭痛の改善方法

自律神経の乱れによって引き起こされる頭痛を、和らげるためできる3つの方法をご紹介します。

①手足を温める

頭痛が起こったときに、手足を温めると効果的です。

具体的には、温かいお湯に手や足を浸けたり、手足をドライヤーで温めるのも効果的です。

これにより、手足の末端の血の流れが促進され、頭に多く行っていた血流が緩和されることで、頭痛が和らぎます。

特に冷房で冷えた体を温める事で自律神経の乱れを改善しやすくなります。

②深呼吸をする

頭痛がひどいときは、深呼吸をすることで緊張を和らげ、自律神経を整える事ができます。

ゆっくりと鼻から息を吸い込み、しっかり口から吐き出すことで、酸素が十分に取り込まれ、脳への血流が安定します。

静かな場所で、深くゆったりとした呼吸を意識的に行ってみてください。

③ツボを押す(合谷)

合谷(ごうこく)というツボを押すことも、頭痛の即効性のある改善方法です。

合谷は、手の親指と人差し指の骨が交わる部分に位置するツボで、ここを20秒間、ゆっくり押してみましょう。

鍼灸師である私もよくこのツボを使って治療を行うことが多く、自宅で簡単にできるセルフケアとしておすすめです。

自律神経を整える為の対策方法

①日頃から水分をしっかり摂る

自律神経を整えるためには、日頃から水分をしっかり摂りましょう。

特に、デスクワークがメインの方は、なかなかのどの渇きを感じにくく、水分補給をおろそかにしがちです。

また座っている時間が長い為、どうしても血のめぐりが悪くなりやすくなります。

日中にコップ3杯ほど飲むようにしましょう。

また、外出等で汗をたくさんかいた場合は、スポーツドリンクや塩分タブレットもあわせて補給しましょう。

②寝る前にスマホを見ないようにする

スマートフォンやパソコンの長時間使用は、自律神経に負担をかけやすいです。

特に、夜遅くまで画面を見続けると、ブルーライトの影響で交感神経が活発になり、睡眠の質が低下します。

就寝前1時間はスマホの使用を控えましょう。

③入浴を習慣化する

38~40度のお湯に15分ほど浸かることで、副交感神経が優位になり、体がリラックスモードに切り替わります。

これにより、睡眠の質が向上し、翌日の疲れやストレスが軽減されます。

シャワーで済ませず、しっかりと湯船に浸かることで、自律神経のバランスを保ちやすくなります。

最後に

まだまだ暑い日々が続きます。

熱中症も含め、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

頭痛も様々なタイプがありますので、今回ご紹介した内容を試してみて効果が実感できない時は

他に原因が隠れている事もあります。

その際は当院がお力になれると思いますのでご相談いただけると幸いです。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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