「立ちっぱなしが続くと腰が痛くなる」
「買い物などで歩き回ると腰が痛くなる」
当院ではこのような症状を訴えられる患者さまが数名おられます。
最近は天候の涼しくなり、ウォーキングをする事が増えた方も多いのではないでしょうか?
今回はブログに対処法と予防方法をまとめてみました。
立っている事が長い方や、歩くことが多い方で腰痛をお持ちの方は今回のブログが参考になるかもしれません。
立ったままの状態と腰痛の関係性
こんにちは!
熊本市中央区でかじやまち熊本鍼灸整骨院を開業しております
院長の小竹翔太(こたけしょうた)と申します。
ご覧いただきありがとうございます。このブログでは整骨院・鍼灸院とはどんなところなの?どんな症状を診てくれるの??などの素朴な疑問から身体の健康面の向上に役立つ情報をお伝えできればと思います。
当院に来院されている患者さまで
「立ち仕事が1時間以上続くと腰が痛くなってツライです」
とご相談を受けました。
販売員をされている方で、長い時はに8時間くらいは立ちっぱなしになるそうです。
さらに話を聞いてみると、定期的にぎっくり腰を起こしているそうで
今回もぎっくり腰にならないかとても不安になるとおっしゃってました。
非常に責任感が強い方で、前回もぎっくり腰をした際も、コルセットと強い痛み止めでなんとか出勤されたそうです。
このように、お仕事と育児、家事を全てこなされている患者さまを見ると頭が上がりません。
ここで立ちっぱなしの状態が続くと腰にどのような影響があるかご説明します。
これは昔の私の話なんですが
学生時代、ドラッグストアのバイト先でレジ打ちをしていた時に、当時お正月の時期で1日に8時間くらい立ちっぱなしに
なる事が5日くらい続いたことがありました。
私は元々腰痛はほとんどなく、レジ打ちも最初も方は全く痛くなかったのですが3日目くらいから2時間も立てなくなってしまい
品出しの仕事と代わってもらったことがあります。
実は私の父も同じ治療家で身体を診てもらったところ腰が反りすぎていて腰痛を引き起こしていると言われたのです。
立ったまますぐできる腰痛の改善方法
なぜ腰が反りすぎると、腰痛になるのでしょうか?
腰、脊柱は元々キレイなS字のカーブを描いてます。
しかし、立ち仕事などが続くとこの腰のカーブが強くなっていきます。
そうなるとカーブがキツくなっている部分にストレスがかかりやすくなり、血液の流れが悪くなることで筋肉や関節が硬くなります。
例えば川の水が流れることをイメージして下さい。
上流から下流に向かって、緩やかなカーブのところはスムーズで水が流れると思いますが、急なカーブがあるところは
水が溢れたり、土が削れたりと問題が起こりやすくなりますよね。
では、お仕事中立ちっぱなしによる腰痛が起こった際、どうすればよいのでしょうか?
今回は2つの対処法をご紹介します。
①立ったまま腰を丸める
*ポイントはお尻を後ろに突き出す事です。
②座ったまま腰を丸める
①手を太ももの後ろで組み身体を前に倒します。
②目線は自分のおへそを見ます
私も当時立ちっぱなしで腰が痛くなった時に父から似たようなアドバイスを受け
腰痛を改善させた記憶がありますので、ぜひ試してみて下さい。
立ったままになると起こる腰痛を根本から改善する方法を紹介
先ほどは仕事中にもできる対処法を紹介しましたが、痛みが出ない状態を作ることが大切だと思いますので
自宅でできる根本から改善する方法をご紹介します。
腰が反りやすくなっている方のお身体を見させてもらうと、股関節の前側の筋肉が緊張し、反り腰の原因になっている事がとても多いです。
この写真で言うと、伸ばしているのは右側になります。
左脚に手を置き、右の膝を地面に付き、弓を引くようなイメージで伸ばします。
股関節の前側が伸びれば正解です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は立ちっぱなしの状態と腰痛の関係性と対処法、予防方法についてブログを書かせてもらいました。
意外と簡単な事だと思いますが、とても効果があります。
今回のブログの内容を実践し、少しでも痛みの改善に繋がれば幸いです。
しかし、なかなか痛みが取れなかたりする場合は他の部分の問題が隠れている事があるかもしれません。
当院では症状の相談を電話または、LINEにて承っております。
お一人で悩まずにぜひご相談ください。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)