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雨の日にこめかみの左だけに頭痛が、、低気圧が女性に与える影響

こんにちは。

熊本市中央区にて「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております院長の小竹翔太です。

今回のブログでは

・梅雨になると左のこめかみだけ頭痛がひどくなる

・頭痛がひどすぎて仕事が手につかない時はどうすればいい?

といった内容についてブログでまとめております。

雨が降ると気圧が下がり、いわゆる「低気圧」の状態になります。

当院の患者さまも、雨の日が増えた週に一気に頭痛が増えました。

特に女性方が多く、お仕事や家事、育児に支障をきたす方もいらっしゃいました。

今回のブログの内容を実践する事で、雨の日の頭痛はもちろん、梅雨明けに多くなる頭痛にも効果を発揮できると思います。

最後までぜひご覧ください。

頭痛と低気圧の関係性

雨の日や台風の時に「なんだか頭が痛いな」と感じたことはありませんか?

特にこめかみの左側にズキズキとした痛みが出ることが多い方もいるかと思います。

これは低気圧が原因の一つかもしれません。

低気圧とは、空気の圧力が低くなることを指し、天気が崩れる時に発生します。

多くの人がこの低気圧の影響を受け、体調を崩しやすくなります。

では、なぜ低気圧が頭痛を引き起こすのでしょうか?

例えば、気圧が低くなると体の中の血管が広がりやすくなります。

この血管の広がりが神経を圧迫し、痛みを引き起こすことがあります。

また、気圧の変化によって自律神経が乱れることもあり、この自律神経の乱れが頭痛の原因となることもあります。

自律神経が乱れると、セロトニンという主に幸福感の維持に重要な役割を果たしている「幸せホルモン」が低下する事で

頭痛を感じやすくなります。

また、女性はホルモンバランスの変化が頭痛に影響を与えやすいため、低気圧による影響を強く感じることが多いです。

また、低気圧が近づくと体の水分バランスも乱れやすくなります。

低気圧の影響で気圧が下がると、体内の古い水分が身体に溜まりやすくなります。

すると、いわゆる「むくみ」の状態となり、これが神経を圧迫し頭痛を引き起こしてしまいます。

ですから、低気圧が近づくときには普段よりも多めに水分を取ることが大切です。

こめかみの左に頭痛が出た時の対処方法

こめかみの左側にズキズキとした頭痛が突然現れると、とても辛いですよね。

このような頭痛が起きた時、どのように対処すれば良いのでしょうか?まず、簡単にできる対処方法をいくつかご紹介します。

①静かな場所で休む

音や光が頭痛を悪化させることがありますので、静かで暗い場所で休むことが効果的です。

カーテンを閉めて部屋を暗くし、耳栓を使って音を遮断すると良いでしょう。

②患部(頭痛を感じるところ)を冷やす

冷たいタオルや氷のうなどをこめかみに当てると、血管が収縮し、頭痛の原因となる血管の広がりを防ぐことができます。

もし、職場にいて頭痛が発症してしまった場合は、缶コーヒーを購入し、痛みがある左のこめかみに当てると効果的です。

また、コーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させる効果もある為、一石二鳥といえます。(飲み過ぎにはくれぐれも気をつけてください)

③水分補給をしっかり行う

体が脱水状態になると血液がドロドロになり、血行不良を引き起こします。

これが頭痛の原因になることがありますので、普段からこまめに水分を取ることが大切です。

雨の日に頭痛にならない為に日頃から気をつける事

低気圧が原因で頭痛が起きるのはとても辛いものです。

しかし、日頃からいくつかのポイントに気をつけることで、低気圧による頭痛を予防することができます。

ここでは、そのための対策をいくつかご紹介します。

①規則正しい生活を送る

毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、自律神経のバランスが整います。

自律神経が整うと、体の調子が良くなり、頭痛の予防につながります。

また、十分な睡眠をとることも重要です。睡眠不足は頭痛の原因になることがありますので、しっかりと休息を取りましょう。

しかし、寝過ぎてしまうとこめかみの頭痛の原因となる事があるので注意が必要です。

②バランスの良い食事を心がける

特にビタミンやミネラルを豊富に含む食材を積極的に摂取しましょう。

特に体調があまりすぐれない時は、アルコールの摂取を控えましょう。

これらの飲み物は体に刺激を与え、自律神経を乱す原因になることがあります。

③リラックスする時間を設ける

仕事や家事で忙しい毎日ですが、リラックスできる時間を作ることで、自律神経のバランスが整います。

趣味の時間を楽しんだり、お風呂にゆっくり入ったりすることが効果的です。

強い光や騒音、人混みが激しい所は避けると良いでしょう。

④天気予報をこまめにチェックする

低気圧が近づくことを前もって知ることも予防の一つです。

低気圧が来るとわかっている日は、特にリラックスできる時間を増やしたり、負担を減らすように心がけましょう。

以上のような対策を日頃から実践することで、低気圧による頭痛を予防することができます。

もし頭痛が頻繁に起きる場合は、専門の医師に相談することをお勧めします。

特に、2〜3週間程度頭痛が続く場合は一度病院で検査をされる事を強くお勧めいたします。

最後に

今や頭痛は、女性が感じる不調ランキングで5位に入り、腰痛や肩こりまではいかないものの

国民病といってもおかしくない悩みの一つとなっております。

男性の頭痛こそ、このランキングには入っておりませんが、徐々に増加傾向であるのは確かで

私自身も天気が悪い日になるとこめかみに頭痛を感じる1人です。

今回の内容を実践しても改善しない頭痛は注意が必要です。

当院では頭痛に関する相談を随時設けておりますのでぜひご相談ください。

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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