こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
当院に通われている患者さまから「歩くのもままならない腰の痛みが改善したと」と喜びのお声を頂戴しました。
通われていた当初は
「腰痛が辛すぎて日常生活に支障が出ている」
「歩くのもままならないほど腰痛がひどい」
このようなお悩みを抱えておられました。
さらに長時間の運転も多く、かなりの負担が腰にかかっている状態でした。
それで無理が積み重なり、歩くのもままならないほど腰痛がひどくなってしまったのです。
「腰痛と歩くこと」は切っても切れない関係があります。
特に腰痛がひどくて歩けない場合は、他に原因が隠れていることも多いので注意が必要です。
この度のブログでは、腰痛と歩くこととの関係性や、患者さんが治っていった過程やお声をご紹介いたします。
同じような症状でお困りの方は参考になるかもしれません。

目次
なぜ歩けなくなるほど腰痛がひどくなってしまったのか?
人の体には、全身に「神経」が張りめぐらされています。
神経は、痛みや感覚を伝えたり、筋肉に「動け」という指令を脳から伝える、いわば電線のような役割を担っています。
腰から出ている神経は、「足の先」まで伸びています。
そのため、腰にトラブルが起こると、神経を通じて足にまで影響が及ぶこともあります。
なので腰痛だけでなく「歩く」「座る」といった動作までつらくなってしまうことがあります。
イメージとしては
「神経が線路」、「腰や足が駅」のような関係です。

途中の駅(腰)でトラブルや遅れが起こると、その先の駅(足)にも影響が出てしまいますよね。
このような状況が続くと、腰の痛みが強くなるだけでなく、歩くこと自体がつらくなってしまいます。
ただし、「歩けない」という症状には注意が必要なケースもあります。
次に、その点についてお話しします。
腰痛がひどくて歩けない時に気をつけたいことと、改善できた理由
「歩けない」という症状は、
場合によっては注意すべき状態が隠れていることがあります。
特に
・5分以上続けて歩けない
・急に力が抜けて立てなくなる
・足の感覚がおかしい、しびれが強い
こういった症状がある場合は、早めに医療機関での検査を受けることが重要です。
今回の患者さんは、事前に整形外科で検査を受けておられ、上記のような危険なサインは見られませんでした。
そのため、安心して施術を進めることができました。
では、なぜ腰痛が改善していったのでしょうか?
大きなポイントは「背中の硬さの改善」でした。
人の背骨は
・首の骨(頸椎)
・背中の骨(胸椎)
・腰の骨(腰椎)
合わせて「24個」の骨で構成されています。
このうち、腰の骨は「5個」しかありません。
一方、背中の骨は12個あり、倍以上の数があります。

背中が硬くなると、本来たくさん動くはずの背中が十分に働かず、5個しかない腰の骨が、その分まで無理をして頑張る状態になります。
例えるなら、17人の会社で、12人(背中の骨)が仕事をしなくなり、残った5人(腰の骨)だけで全ての業務を回しているようなものです。

これでは負担が集中してしまい、疲労で倒れてしまうかもしれません。
そこで今回の治療では、腰だけでなく「背中の動き」を改善することに重点を置きました。
その結果、腰への負担が分散され、腰の痛みが軽減し、神経を通じて影響していた足の症状まで改善へとつながりました。
腰痛で歩くのもままならない男性が改善したお声を紹介
アンケートでいただいた患者さんのお声をご紹介いたします。
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
突発性腰痛で歩くのが辛かったので、自宅から近かったこと。
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
突発性の腰痛が起き、寝起き、立ち座り、歩行などが辛く、日常生活に支障が出ていた。
Q.実際に受信されてよかった事を書いてください。
▫しっかりカウンセリングしてもらえること。
▫原因、要因を丁寧に探し、痛みをごまかそうとしないこと。
▫自分でできる対策を教えてくれること。
▫通院キッカケの不調以外の不調にも気付かせてもらえること
▫処置の狙いを都度伝えてくれるので、してもらうことに不安がないこと。
▫悪い場所の悪い理由、良くなっている状況を細かく教えてくれること。
▫言葉遣いや対応がとても丁寧。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
腰痛といっても実に様々な症状があります。
腰痛でお悩みの方で今回の患者さんのような症状があれば参考になるかもしれません。
過去のブログでも「背中を動かす体操」について解説していますのでぜひ参考にされてみてください。
それでも改善が見られない場合は他にも原因が隠れていることもあります。
当院でも構いません。お気軽にご相談いただけると幸いです。
「監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太」
