こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
10月に入り、少しずつ気温が下がっていましたが、まだまだ日中は30℃を超える日もあります。
この時期になると「台風」が猛威を振るう時期になります。
当院では、次のようなお声をいただくことがあります。
「台風が近づくと、頭が重くて仕事に集中できない」
「気圧の変化で頭痛がひどくなり、吐き気までしてつらい」
論文においても、台風を含めた気象の変化は頭痛の原因になると考えられています。
片頭痛患者の 53.2 % が気象の変化が頭痛の引 き金になると感じている2).日常診療において,暑くなると 頭痛が出やすいと訴える患者がいるが
このように台風が多い10月は、頭痛を抱える人にとって、症状が悪化しやすい月です。
私自身、天気が悪くなると頭痛が悪化してしまう一人なのですが、ひどい時は仕事や勉強に集中することができず、朝から寝込む事も何度もありました。
では台風を含めた頭痛はどのように対処すれば良いのでしょうか?
この度のブログでは台風による頭痛をご自宅で治す方法を紹介させていただきます。
もしも同じように、台風の時期や気圧の変化で頭痛に悩まれている方がいらっしゃれば、今回のブログが少しでもお役に立てるかもしれません。

目次
台風と頭痛の関係性
台風や低気圧で頭痛が起こった時の治し方
台風や低気圧による頭痛は、体の中の「流れ」を整えることが大切です。
先ほどもお伝えしたとおり、低気圧になると「体の中の空気がパンパンに膨らんでいる状態」です。
なので、体の中の流れを整えてあげることが大事です。
例えば川の流れも穏やかなところだと「水が澄んでとても綺麗」ですが、流れが速かったり滞っていると水が汚れてしまいますよね。
①手足を温める
気圧の急激な変化があると、体は「ストレス」を受けてしまいます。
このストレスがひどくなると頭痛もひどくなります。
特に「手足の血の流れが悪く」なり、冷えが強くなる事もあります。
なので手足をお湯やホッカイロで温めてあげると、体も落ち着き頭痛の改善につながりやすくなります。

②深呼吸を繰り返す
気圧の変化で自律神経が乱れると、「呼吸が浅く」なりやすいです。
呼吸が浅くなると、体を動かすのに大事な「酸素」が少なくなります。
ゆっくりと鼻から吸って口から吐く「腹式呼吸」を2、3回おこなうだけでも、体がリラックスし、頭痛が軽くなることがあります。

③暗めの静かな部屋で休む
スマホやパソコンの光を見続けると「刺激が強すぎて頭痛が悪化」してしまうことがあります。
できるだけスマホをしまい、暗い部屋で目を閉じるだけでも頭痛が楽になります。

④痛み止めの服用も考える
どうしても頭痛がひどい時や、吐き気やめまいがあるときは痛み止めの服用も考えてください。
その際はできるだけ専門医の診察を受け、適切な処置が好ましいです。

台風の時期に備えて頭痛を予防する方法3選
①日頃から入浴を習慣にする
お風呂にしっかり入ることで、深部体温という体の芯が温まり、自律神経が整いやすくなります。
よく「朝起きたら頭痛がひどい」と言われる方も多いため、夜にしっかりお風呂に浸かることがとても大事です。

②定期的にウォーキングを行う
定期的にウォーキングを行うことで、手足に血液が流れやすくなり、全身にバランスよく血液が流れやすくなります。
特に台風による頭痛は、手足の血の流れが悪くなることで起こりやすくなるので、ウォーキングは頭痛の予防に効果的です。
週に2回から3回ほどで30分程度行うと効果的です。

③水分をこまめに摂取する
台風の時期は湿気が多いのに、意外と水分不足になりがちです。
脱水気味になると血液がドロドロになり、頭痛の引き金になります。
「のどが乾く前に少しずつ飲む」のがポイントです。
常温の水や白湯が理想的です。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
台風による頭痛は本当に辛いですよね。
台風に限らず、雨の日になると頭痛がひどくなる場合、今回ご紹介した方法を試してみてください。
それでもなかなか改善がみられない場合は、医療機関の受診や治療が必要な状態かもしれません。
そんな時は当院でも構いません。
お気軽にご相談いただけると幸いです。
[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
