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  • 肩こり

肩こりのお悩みは「背中のストレッチ」で解消!座りながらできる方法をご紹介します!

こんにちは。

熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております院長の小竹翔太と申します。

熊本市も先週からついに梅雨入りし、嫌な天気が続いていますね。

梅雨に入ると肩こりが起こりやすくなります。

今回ご紹介するのは40代女性の患者さまで、肩こりでお悩みの患者さまです。

もう15年ほど前から肩こりに悩まされているそうで、最近は「パソコンを30分みたら肩こりで気分が悪くなる」

というくらい肩こりの症状が悪化していました。

お仕事がとても忙しく、スポーツはもちろん、自宅でのストレッチの時間を確保する事もままならない状態でした。

一度仕事が始まると、1日で数回しか立たない事もあるそうです。

今回のブログでは肩こりのお悩みは「背中のストレッチ」で解消!座りながらできる方法をご紹介します!というタイトルで

ブログを作成しました。

デスクワークで肩こりがひどいが、なかなかストレッチができない方にとって参考になるかもしれません。

肩こりと背中の固さの関係性

肩こりに悩む方は多いですが、その要因の一つに背中の固さが関係していることをご存じでしょうか。

背中が硬くなると肩こりが悪化する理由を詳しく見ていきましょう。

まず、背中の筋肉が硬くなると肩周りを含めた血液の流れが悪くなります。

血液は筋肉に必要な酸素や栄養を運び、疲労物質を取り除く役割がありますが、背中が硬いとこれがうまくいきません。

その結果、筋肉が疲れやすくなり肩こりが生じやすくなります。

また、背中の硬さは姿勢にも影響を与えます。

長時間座っていると背中が丸まりやすくなり、猫背の状態が続きます。

このような姿勢が続くと肩甲骨周りの筋肉が緊張しやすくなり、肩こりを引き起こします。

猫背の姿勢は肩や首に余計な負担をかけるため、肩こりが悪化する要因となります。

さらに、背中の筋肉が硬いと肩甲骨の動きが制限されます。

肩甲骨は肩の動きを支える重要な部分で、これがうまく動かないと肩周りの筋肉に過度な負担がかかります。

例えば、肩を上げたり下げたりする動作がスムーズにいかなくなるため、肩の筋肉が常に緊張状態になり肩こりがひどくなります。

背中が固くなることによる影響

背中が固くなると肩こりだけでなく、さまざまな身体の不調が現れます。

その一つ先ほども説明しましたが姿勢の悪化です。姿勢が悪くなると身体にどのような影響が出るのか、詳しく見ていきましょう。

まず、姿勢が悪くなると首や腰に負担がかかります。

特に猫背になると首が前に出る「ストレートネック」と呼ばれる状態になりやすく、首や肩の筋肉が常に緊張します。

この状態が続くと首や肩に痛みが生じるだけでなく、頭痛やめまいといった症状も現れることがあります。

首の骨は7個、背中の骨は12個の合わせて19個の骨があるのですが

例えば19人の会社があってそのうち12人がサボってしまったら、残りの7人に仕事のしわ寄せがきてしまいますよね。

このように背中(12人)が硬くなると首(7人)に負担がかかってしまい、肩こりや首こりになりやすくなってしまいます。

また、姿勢が悪いと実は腰にも影響が出ます。

長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事で背中が硬くなると腰の筋肉に過度な負担がかかり、腰痛が発生します。

特に前かがみの姿勢は腰椎に負担をかけやすく、慢性的な腰痛の要因となります。

さらに、姿勢が悪くなると内臓の働きにも影響を与えます。

背中が丸まった姿勢では胸が圧迫され、呼吸が浅くなります。これにより酸素の取り込める量が少なくなり老廃物が溜まりやすくなります。

加えて胃腸も圧迫されるため、消化不良や便秘といった消化器系の問題が発生しやすくなります。

座りながらできる背中のストレッチを紹介

背中のストレッチは肩こりを始めとするさまざまな不調の改善に効果的です。

具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

まず、背中のストレッチを行うことで肩こりの要因である筋肉の緊張をほぐすことができます。

デスクワークやスマホの使用で固まった背中の筋肉を柔らかくすることで血流が改善され、酸素や栄養が筋肉に届きやすくなります。

これにより疲労物質がスムーズに流れるようになり、肩こりが軽減されます。

また、背中のストレッチは姿勢の改善にも役立ちます。

背中が柔らかくなることで自然と背筋が伸び、猫背の予防や改善につながります。

正しい姿勢を保つことで首や腰にかかる負担が軽減され、首や腰の痛みも防ぐことができます。

今回はデスクワークの休憩中でも簡単にできるで背中のストレッチをご紹介いたします。

①座った状態で両手を頭の後ろで組みます。

②上体を90度捻ります。この時におへそはできるだけ正面を向いた状態にします。

・捻った状態で5秒間キープします

・左右1回で1セットを5セット行いましょう

最後に

いかがだったでしょうか?

肩こりでお悩みの方は背中の筋肉が硬くなって、首や肩の負担が強くなっている方が多いように感じます。

今回ご紹介したストレッチは座ったままできるため、お仕事の休憩中でもやりやすいと思います。

ぜひ続けてやってみてください。

ストレッチを続けてみてもなかなか解消されない肩こりもありますので

症状が改善されない場合はお電話や公式ラインにてご相談お待ちしております。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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