こんにちは。
熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。
先日私の友人で東京に単身赴任をしている友人から「ぎっくり腰をしてしまって動けない。どうにかならないか?」と
電話をもらいました。
いくつかのアドバイスを電話越しですが行い、何とか翌日仕事に行けたそうです。
そこで友人に部屋にコルセットがあればもしもの時に安心だね。と言われました。
ただ今回友人はコルセットを持っていなかったので部屋にある「バスタオル」を使ってぎっくり腰を対処する事ができたのです。
今回のブログでは突然ぎっくり腰になってしまったがコルセットがない方に向けてバスタオルを使った対処方法を紹介します。
突然ぎっくり腰になってしまう理由とは?
「ぎっくり腰」というのは、突然襲ってくる腰の激しい痛みのことです。
実は、日常のささいな動作が積もり積もって起こることが多いとされています。
医学的に「急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)」とも呼ばれるこの症状は、筋肉や靭帯への激しいストレスにより発症します。
これらの部位には痛みを感じる神経が集中しており、少しの刺激でも強い痛みを感じ
さらに、普段の生活習慣もぎっくり腰の要因になる事多いです。
デスクワークや運転が多い方は長時間同じ姿勢を続けることで、腰の筋肉の血の流れが悪くなり、硬くなりやすくなります。
おつまみなどでよく食べるビーフジャーキーを思い浮かべてください。
ビーフジャーキーは豊富なタンパク質と噛めば噛むほど旨みが広がる食品で私も大好きですが、水分が少なくパサパサし、すぐに切れてしまいますよね?同じ姿勢が多くなっている方の筋肉はビーフジャーキーのような状態になっている事が多く、ぎっくり腰になりやすい状態といえます。
それに加えて、ストレスや疲労の蓄積も腰痛の原因になります。
ストレスや疲れが溜まると、無意識に体が硬くなり、特に腰周りの筋肉が緊張します。
このように、ぎっくり腰は突然起こりますが、その背景には生活習慣や体の使い方が深くあります。誰しもがぎっくり腰になる可能性がある事を念頭において、予防策を考えることが大切になります。
コルセットがぎっくり腰に効果的な理由
ぎっくり腰の痛みには、正しく対処することが大事になります。
その中でも特に効果的なのが「コルセット」の使用です。
ではなぜコルセットがぎっくり腰に効果的なのでしょうか?
コルセットは、腰をしっかりとサポートし、安定させる役割を持っています。
ぎっくり腰になると、腰の筋肉や靭帯が傷つき、炎症を起こし痛みが生じます。
コルセットを使う事で筋肉や靭帯の負担を軽減し、安定させることができるのです。
また、コルセットは体の姿勢を正しく立てるのにも役立ちます。
日常生活での悪い姿勢は、腰痛の原因になりますが、コルセットは自然と正しい姿勢を保つように導いてくれます。
腰にかかる余計なストレスを減らし、痛みの軽減や再発防止につながります。
コルセットのもう一つの大きなメリットは、動作時の腰の安定感です。
年末の時期になると大掃除などで重いものを持つことが増えると思います。その際にあらかじめコルセットを巻いておくと筋肉や靭帯が安定しぎっくり腰を予防する事ができます。
このように、コルセットはぎっくり腰になった時に痛みを和らげる効果もありつつ、予防や再発を防ぐために非常に効果的なツールです。
当院がお勧めするコルセットはこのようなタイプです
https://shop.daiyak.co.jp/shop/g/g2152001/
コルセットがなくても大丈夫!ぎっくり腰に効果的なバスタオルを使った対処方法
ぎっくり腰になった時、手元にコルセットがなくても心配はいりません。実は、身近にある「バスタオル」を使って、痛みの軽減と腰の安定化を図る事ができます。
バスタオルを使った対処法の鍵はコルセットと同様に、「圧迫とサポート」にあります。
バスタオルをしっかりと巻いて、腰に適度な圧力を加える事ができれば 傷ついた筋肉や靭帯が安定します。また圧迫によって痛みの感覚が和らぐ効果も期待できます。
バスタオルの巻き方にはコツがあります。
①少し長めのバスタオルを1〜2枚用意します
②バスタオルの幅が狭くなるように折ります
③バスタオルを正しい位置に巻きます
・おへそより指1本〜2本下くらいにバスタオルを巻きます。
・圧迫が足りない場合はバスタオルをもう1枚足し、少しずらして巻きます。
強く巻きすぎるとは血の流れが悪くなりすぎて逆に痛みを悪化させる恐れがありますので、注意が必要です。
このように、バスタオルはぎっくり腰の応急処置として、非常に効果的な道具です。バスタオルを使った対処法は、緊急時の一時的な解決策として覚えておいて良いでしょう。
まとめ
本日は突然ぎっくり腰になってしまった時にコルセットが無い場合の応急的な対策としてバスタオルを使った対策方法について
ブログにまとめました。
特に年末年始になると、整骨院や整形外科が開いておらず、対処方法がわからないまま時間だけが過ぎていく事になりかねません。
当院では年末年始で院がお休みの際でも公式LINEにて症状のご相談の窓口を設けております。
遠慮なく緊急の際はご連絡いただけると幸いです。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)