こんにちは。「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。
昔から身体を痛めたり、肩こりがひどかったりすると患部に湿布を貼る事は皆さん経験された事があるのではないでしょうか?
当院でも湿布の販売(医薬品でない湿布)を行なっているのですが
よく患者さんから「肩こりに効果的な湿布の貼り方を教えて」と質問される事があります。
特に日常生活に支障が出るほどの肩こりを抱えられている方は意外と多いです。
なんと働く女性の4人の1人は慢性的な肩こりを抱えているデータが出ています。
ひどい肩こりとはどんな状態?
「ひどい肩こり」とは、肩や首周りの筋肉が過度に伸ばされて、その結果、血の流れが悪化し、疲労物質が溜まることで生じる状態です。
この状態では、痛みや違和感が常に伴い、時には頭痛やめまい、集中力の低下や不眠など、日常生活に支障をきたすほどの影響を及ぼすことがあります。
特に、長時間同じ姿勢での作業やストレスの多い生活は、肩や首の筋肉に負担をかけ、症状を悪化させる主な要因となります。
「ひどい肩こり」に悩む人は、肩周りがガチガチに硬くなり、まるで重い荷物をずっと背負っているかのような感覚になります。
この継続的な緊張は、肩の動きを制限し、さらには全身の疲れや不調へとつながることがあります。
現代生活で必要不可となったデスクワークやスマートフォンの長時間使用は、不自然な姿勢を強いられることで、肩や首に過剰な負荷をかけます。
このような生活習慣は、筋肉への過負荷となり、肩こりを引き起こす主な要因となります。
また、仕事や家庭生活のストレスがこれに加わることで、肩こりの悪化に拍車をかけます。
「ひどい肩こり」への対処には、適切な休息や適度な運動、ストレス管理が重要です。筋肉の緊張を和らげ、血の流れを改善することで、肩こりの症状は徐々に軽減されます。
なぜ湿布が肩こりに効果を発揮するのか、その理由を探っていきます。
湿布が肩こりに効果的な理由
多くの人が経験する肩こりは、日々のストレスや不適切な姿勢からくる筋肉の緊張が主な原因です。
この不快な症状に対して、湿布は効果的な解決策として広く用いられています。
では、なぜ湿布が肩こりに良いのでしょうか?その理由を簡潔に解説します。
湿布には、肩こりの痛みや不快感を和らげるための薬剤が含まれています。
これらの薬剤は、肩や首の筋肉に直接作用し、緊張を緩和するとともに血の流れを促進します。
血行が改善されると、疲労物質が体外に排出されやすくなり、肩こりによる痛みが軽減されるのです。
また、湿布を貼ること自体が「手あて」と同じような効果を発揮します。
例えば、どこか体をぶつけてしまった時に、痛い所に手を当ててしばらくすると、痛みが減った経験はないでしょうか?
あれと同じで、痛みがある部分を手や湿布で覆うことで、脳から痛みをやわらげる指令を出すことができるのです。
湿布のもう一つの大きな利点は、利便性です。
自宅や職場で簡単に使用でき、肩こりの症状が現れた時にすぐに貼る事ができるため日常生活において非常に便利な治療法となります。
さらに、湿布は患部に直接貼ることで、必要な部分にのみ薬剤を集中的に届けることができるため、効率的に肩こりを和らげることが可能です。
しかし、湿布を使用する際には、適切な貼り方が重要です。
また、肌に合わない場合や使用方法を誤ると、かえって症状を悪化させることがあるため、使用説明書をよく読み、正しく使用することが肝心です。
このように、湿布は肩こりに対する効果的な治療法の一つであり、その痛み緩和作用、血行促進効果、利便性から、多くの人に選ばれています。
肩こりを改善させるおすすめの貼り方!
肩こりの痛みを和らげ、より快適な毎日を送るためには、湿布の貼り方が非常に重要です。
効果的な貼り方をすることで、湿布の持つ痛み緩和効果を最大限に引き出すことができます。以下に、肩こりを改善させるためのおすすめの貼り方を紹介します。
貼る場所の選定
肩こりの痛みは一箇所に限定されることは少なく、首の後ろから肩、そして背中にかけて広がることが多いです。
そのため、単に痛みを感じる部分だけでなく、その周辺にも湿布を貼ることが効果的です。
具体的には、首の付け根から肩にかけての筋肉が緊張している部分、そして肩甲骨の周りに湿布を貼ります。
これらのエリアは、日常生活で特に負担がかかりやすく、緊張しやすい部分です。
貼り方のコツ
・なるべく引っ張らないで貼る
湿布を貼る際に引っ張って貼ってしまうと、戻ろうとする力で肌が擦れてしまいかぶれの要因になる事があります。
できるだけ引っ張らずにそのまま貼ってあげてください。
・肌を清潔にする
湿布を貼る前に、貼る部分の肌を清潔にし、乾燥させておきます。
汗や汚れがあると湿布がうまく貼れなかったり、肌トラブルの原因になることがあります。
注意点
湿布を使用する際は、皮膚の状態を常にチェックし、赤みやかゆみ、刺激を感じたら使用を中止してください。
また、湿布は一定期間同じ場所に貼り続けると肌を傷めることがあるため、数時間ごとに位置を変えるか、一定期間使用した後は休憩を取ることが推奨されます。
まとめ
今回は「ひどい肩こりに効果が出るおすすめの湿布の貼り方を紹介!」というタイトルでブログを作成させていただきました。
湿布は手軽にできる肩こりの対策として確かな実績があります。いつも貼っているやり方に少し腕のツボなどを加えていただくだけでも効果は高くなります。
しかし、なかなか取れないひどい肩こりは別の要因が隠れている事もある為注意が必要です。
当院ではお電話や公式LINEにて無料でのご相談を承っています。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)