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  • 脊柱管狭窄症

病院で脊柱管狭窄症と言われた女性の改善例

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業してます小竹翔太と申します。

当院の患者さまで

「座っていると右足がジンジンしびれてくる』

「歩くと5分も経たずに休みたくなる」

とお悩みの60代の女性が来院なさいました。

お話を聞いていくと病院から「脊柱管狭窄症」と診断を受け、リハビリをされているとの事でした。

しかし、なかなか改善する見通しが立たず、当院に通われている患者さまからの紹介で当院を受診されました。

今回のブログでは来院された患者さまに日常で気をつけていただきたい事と、ご自宅でやっていただいたストレッチをご紹介いたします。

同じような症状でお悩みの方がおられましたら今回のブログが参考になるかもしれません。

脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症って、なんだか難しそうな病名ですよね。

でも、実はとてもシンプルな症状なんです。

背骨の中にある神経の通り道が狭くなってしまう症状のことを言います。

この症状が出ると、どんな困ったことが起こるのでしょうか?

まず、足がしびれたり痛くなったりします。

これは、長い時間歩いたり立ったりしているときによく起こります。

まるで足に重りをつけているような感じがするかもしれません。

次に、腰や足の痛みです。

これは、長時間座っていると特にひどくなることがあります。

デスクワークの多い方は要注意です。

そして、歩くのが辛くなります。

少し歩くと足が痛くなったり、しびれたりして、休みたくなってしまいます。

これを間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言いますが、要するに「ちょっと歩いては休む」を繰り返すということです。

例えば、お庭の手入れなどで使う長いホースをイメージして下さい。

綺麗に巻かれたり、真っ直ぐの状態で使用すると水が勢いよくでますが、絡まってしまったり、ホースが折れてしまうと

水が出にくくなりますよね。

このように、神経(水)の通り道である背骨(ホース)の通り道が狭くなる事を脊柱管狭窄症といいます。

脊柱管狭窄症で気をつけたい事

脊柱管狭窄症と診断されたら、「どんな事を日常生活で気をつけないといけないの?」と不安になりますよね。

実は、日常生活の中で避けたほうがいい行動がいくつかあります。

①長時間の同じ姿勢は控えめにする

デスクワークで何時間も座りっぱなし、立ち仕事で立ちっぱなしは要注意です。

これらは背骨に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

出来るだけ30分に一度は立ち上がり、同じ体勢が続かないように気をつけて下さい。

②重いものを持ち上げるのは避ける

例えば、大きな水の入ったペットボトルや重い荷物を持つと、背骨に余計な負担がかかります。

買い物は小分けにするか、カートを使うのがおすすめです。

③かかとの高い靴の着用を避ける

ハイヒールなどの靴は腰への負担を増やし、症状を悪化させる可能性があります。

理由として、腰の反りが強くなる事で神経の圧迫強くなる恐れがあるからです。

脊柱管狭窄症の進行を止めるストレッチ

脊柱管狭窄症の症状を和らげるには、腰を丸める動きが効果的です。

これは、背骨の隙間を広げ、神経への圧迫を軽減するからです。

①膝抱えストレッチ

仰向けに寝て、両膝を胸に近づけるように抱えます。

この姿勢を20秒ほど保ち、5回ほど繰り返しましょう。まるで赤ちゃんのように丸くなる感じです。

②座った状態でのストレッチ

イスに座った状態から、ゆっくりと胸を前ももにつけるようにし、前屈みになります。

この時、目線は自身のおへそを見るようにしましょう。

これにより、脊柱管を広げ、神経への圧迫を軽減する効果が期待できます。

ただし、急激な痛みやしびれがある場合は、ストレッチを控えましょう。

症状が和らいでから、ゆっくりと始めることが大切です。

ただし、個人の状態によって適切なストレッチは異なるので、迷った時は専門家に相談することをおすすめします。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

病院で脊柱管狭窄症と診断を受けると本当に治るのか?不安になりますよね。

ただ、レントゲンに写っている状態と、実際の症状が一致しない事もよくある事です。

もしも、今の症状でお悩みの方がおられましたら、一度当院までご相談いただけると幸いです。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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