こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
この度のブログでは、当院に通われている患者さんの症状をまとめさせていただきました。
「痛みで目が覚めるほど膝が痛くなる」
このようなお悩みの声をいただきました。
以前は右膝の痛みで当院を受診されていましたが、今回は左膝の痛みで再び来院されました。
女性の患者さんで、特に「膝を曲げると痛みが強くなる」状況でした。
最近は草取りやお孫さんのお世話をすることが多く、思い返すと膝に負担をかけている時間が長かったとおっしゃっていました。
「膝が痛くて、歩くときには杖が必須なんです」
今後の生活について、とても不安を感じておられました。
そんな中、当院の施術を受けていただき、日常生活で気をつけることにも取り組んでいただいた結果、今では「杖がなくても歩ける」まで回復されました。
この度のブログでは、患者さんの左膝の痛みが改善していった経過をまとめています。
同じような症状でお悩みの方にとって、今回の内容が参考になれば幸いです。

💡この記事のまとめ
- 草取りやお孫さんのお世話で蓄積した、膝への負担と痛みの原因を解説します。
- 当院で行った「股関節と膝のねじれ」へのアプローチと、施術後の変化をご紹介。
- 膝を守る3つのセルフケアや、すぐに病院を受診すべき危険なサインもまとめました。
目次
左膝が痛くなりやすくなる理由
膝の痛みで悩まれている方は実はかなり多く、膝が痛いと感じている人の割合は33.4%と高く、「3人に1人は膝の痛みを抱えている」というデータもございます。
さらに、膝の骨が変形する「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」は、70歳以上になると71.9%の方に膝の骨の変形が見られるといわれています。
つまり膝は、もともと負担がかかりやすい、とても「頑張り屋さんな関節」だといえます。
そのため、膝が腫れて熱を持ったり、油切れを起こしたように関節が動かしにくくなったりと、さまざまなストレスを受けてしまいます。
このように膝へストレスがかかり続けることで、脳が痛みを「SOSのサイン」として感じるようになるのが、膝が痛くなりやすい理由です。

夜に目が覚めるほど左膝が痛いときに気をつけたいこと
膝の痛みには、時として危険なサインが隠れていることもあります。
夜に急激に痛みが悪化した、膝の熱や腫れが強い、じっとしていても膝に激痛がある。
このような場合は、すぐに病院などで検査を受ける必要があります。
以前、同じような症状のある患者さんが来院された際、すぐに病院でMRI検査を受けていただいたところ、「膝の壊死(えし)」が見つかったこともありました。
そのため、迷ったときには、まず整形外科などの医療機関を受診することも大切だと考えています。
今回の患者さんにはそのような症状が見られなかったため、状態を確認しながら施術を進めていきました。

当院が考える左膝へのアプローチ方法
「膝の変形があれば、痛みは良くならないの?」
こう思われるかもしれませんが、ご安心ください。
私は、「膝の変形の強さと痛みの程度は、必ずしも一致しない」と考えています。
なぜなら、膝関節を覆っている軟骨には、基本的に「痛みを感じる神経が存在しない」からです。
実際に痛みを感じている場所としては、脂肪体(しぼうたい)、靱帯や腱、膝周囲の筋肉などが考えられます。
これらの部分に「ねじれ」や圧迫が加わることで、痛みが強くなることがあります。
当院では、このねじれを整えるためのアプローチを行います。
一例を挙げると、膝のねじれは股関節のねじれと「連動」しています。
画像のように、股関節と膝をつないでいるのは、同じ大腿骨(だいたいこつ)という骨です。

そのため、股関節にねじれが生じると、膝も一緒にねじれやすくなります。
例えば、タオルの両端を持ち、上の部分をねじっていくと、下の部分も一緒にねじれていきます。

当院では股関節の硬さを検査し、股関節のねじれを整えることで、膝に変形がある場合でもアプローチが可能だと考えています。
左膝の状態を良くするために取り組んでいただいたこと
今回の患者さんには、施術に加えて、日常生活で次の3つを意識していただきました。
① 膝を冷やさない
膝は冷えることで血の巡りが悪くなり、関節まわりの筋肉が硬くなりやすくなります。
特に夜間や冷房の効いた場所では、膝掛けや長ズボンなどを使い、左膝を冷やさないように気をつけていただきました。

ただし、強い腫れや熱感がある場合は、温めないように注意してください。
② 同じ姿勢を続けすぎない
草取りやお孫さんのお世話などで、膝を曲げた姿勢が長く続くと、膝に負担がかかりやすくなります。
そのため、長時間同じ姿勢を続けず、こまめに立ち上がったり椅子を使ったりして、膝への負担を減らすようにしていただきました。

③ 痛い部分に「手を当てる」
痛みがあるときは、左膝にやさしく手を当ててもらうようにお伝えしました。
強く押したり揉んだりするのではなく、そっと手を置いてみましょう。
20秒ほど手を置くことで、痛みが和らげる「スイッチ」が入りやすくなります。

最後に
最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。
同じような症状でお悩みの方にとって、本日ご紹介した内容が参考になれば幸いです。
それでも症状の改善が見られない場合は、お近くの医療機関や治療院を受診されることをおすすめいたします。
[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
