こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
当院の患者様で
「肩こりがひどくなると手がしびれる」
「デスクワークが続くと腕がだるくて仕事に集中できない」
このようなお声を頂戴いたしました。
肩こりはデスクワークが多い方を中心に、車の運転が多い方や、家事で同じ姿勢になる方に多く見られ、皆さんの中にも悩まれている方も多いのでないでしょうか?
そんな中当院の患者様のように肩こりと共に「手がしびれる」という患者様もいらっしゃいます。
手がしびれると
「今すぐ病院に行った方がよいのでは?」
と心配になる方もいらっしゃいます。
もちろん、病院に行く必要があるか「検査」を行った上で判断をいたします。
検査をしていく中で「しびれが胸の硬さが原因」だという事が意外と多いのです。
この度のブログでは、手のしびれがひどかった患者様の改善例をもとにブログを作成させていただきました。
もしも同じような症状でお悩みの方がおられたら参考になるかもしれません。

目次
肩こりから手のしびれが起こる…本当の原因は?
手がしびれると聞くと、「神経が圧迫している」「首が悪いのではないか?」
と思う方も多いのではないしょうか?
もちろん肩こり首の状態が関係するケースもあります。
しかし、肩を揉んでもストレッチをしても手のしびれが良くならない場合がかなり多いのが現状です。
そんな中大切になってくる部分が胸郭(きょうかく)の硬さなんです。
胸郭(きょうかく)とは胸骨(胸の前の骨)や肋骨、背骨で囲まれた胸の部分です。
イメージとしては「鳥かご」のような形をしていて中に心臓や肺が収まっている構造で、内臓を守ったり呼吸に連動をしています。

胸郭から骨や筋肉、神経を通して腕につながっているんです。

なぜ胸郭の硬さが手のしびれを引き起こしてしまうのか?
この胸郭と手のしびれってあまり関係がないように感じてしまいます。
しかし胸郭は、デスクワークが長時間が続くと硬くなりやすい特徴があります。
理由としてデスクワークが続くと姿勢が悪くなり画像のような姿勢になります。

そうなると、胸郭が頭の重さなど潰されるような形になり、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると、体に取り込まれる「酸素」の量が減ってしまい、筋肉が緊張しっぱなしに状態になります。(筋肉を柔らかくするのに酸素が必要なため)
例えるなら「庭のホースを足で踏んでいる状態です」
ホースを足で踏んでいると水の出が悪くなってしまいますよね。
同じように胸郭が硬くなると、そこを通る「神経や血管が圧迫」されて手にしびれが出やすくなってしまうのです。
この状態を「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」と言われることもあります。
つまり肩をいくら揉んでも、「胸郭の硬さが残ったままだと手のしびれは良くならない」ということです。
座ったままできる!手のしびれを楽にする方法3選
①顎を引いて深呼吸をしてみる
イスに座った状態でまずは顎をグッと引いてみましょう。
そして「頭のてっぺんを天井から引っ張られるイメージ」で背筋をスッと伸ばします。

そのまま鼻からゆっくり息を吸って、「胸を広げる」ように意識してみてください。
これを3回繰り返してみてください。
ポイントは1時間に一度を目安に行うことです。
②水分をこまめに摂る
仕事が忙しくなると疎かになりやすいのが水分補給です。
水分が少なくなると、筋肉が硬くなりやすくなります。
ビーフジャーキーは肉を乾燥させた食べ物ですが、とても硬いですよね。

できれば喉が渇いてからではなく、こちらも1時間に一度を目安にするとよいです。
なので深呼吸と水分補給はセットで行うとよいでしょう。

③足の内側を温める
なかなか足の冷えが取れない場合は、足の内側を実際に温めると効果的です。
具体的にはカイロを用意してもらい、ふくらはぎの内側の骨にそって温めていきます。
擦るのではなく、ふくらはぎの上3/1、真ん中、下3/1の3箇所に分けて温めると効果的です。
特にふくらはぎの内側には血管が多く、温めると足の冷えが解消されやすいです。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
肩こりがひどくなると手がしびれる原因は、 肩そのものでは なく、 胸郭の硬さにあることがあります。
デスクワークで前かがみの姿勢が続くことで胸郭が硬くな り、 そこを通る神経や血管が圧迫されて手のしびれにつなが っていたんですね。
肩を揉んでも 「しびれだけは取れない…」 という方は、 一度体の専門家にご相談するのもおすすめです。
[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
