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1ヶ月前にぎっくり腰になってから腰痛が取れない、、、効果的な治し方を紹介

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。

当院では、先月の9月にぎっくり腰の患者さまが4名来院されました。

時期的にもぎっくり腰が多い季節となる為、特に珍しい事ではありません。

しかし、今月に入り

「1ヶ月前にぎっくり腰になってから、なかなか腰痛が取れない」

という患者さまが来院されました。

お話を詳しくお聞きすると、9月に入り少し気温が落ち着いた時に冬物の服を押し入れから取り出した時にぎっくり腰になったそうです。

いつもであれば、10日から2週間ほどでぎっくり腰の症状は落ち着くようですが、今回はなかなか痛みが引かず、当院を受診されました。

ぎっくり腰自体は、ある程度日にちが経てば、痛みが引いてくる事が多いのですが、なぜ今回は痛みが取れなかったのでしょうか?

今回のブログでは、ぎっくり腰をしてしまってからだいぶ経つけどなかなか痛みが取れない方に向けてブログを作成しました。

同じようなお悩みがある方にとって参考になるかもしれません。

この時期にぎっくり腰が多い理由

この時期にぎっくり腰が多い理由として「季節の変わり目」が挙げられます。

ぎっくり腰は季節の変わり目に多いことをご存知でしょうか。

その理由をいくつか挙げてみましょう。

まず、気温の変化により体が硬くなりやすくなります。

朝晩の冷え込みで筋肉が緊張し、柔軟性が低下するのです。

そのため、普段何気なく行っている動作でも腰に負担がかかりやすくなります。

また、季節の変わり目は自律神経のバランスが崩れやすい時期です。

寒暖差が大きくなると、体温調節のために自律神経が過剰に働き、筋肉の緊張を引き起こします。

自律神経とは身体が快適に過ごせるように働いてくれている、いわば「全自動の空調システム」のようなものです。

季節の変わり目はこの空調システムが故障しやすくなります。

さらに、この時期は体調を崩しやすく、疲れが溜まりやすい時期でもあります。

睡眠の質が低下したり、ストレスが増加したりすることで、体全体の調子が悪くなります。

その結果、腰を支える筋肉も弱くなり、ぎっくり腰のリスクが高まるのです。

加えて、季節の変わり目にはこの患者さんのように、衣替えなど普段とは違う作業をすることも多くなります。

このような理由がいくつか重なってしまい、ぎっくり腰を引き起こしてしまったと考えられます。

ぎっくり腰から1ヶ月経っても腰痛が治らない理由

この患者さんがぎっくり腰になってから1ヶ月経っても腰痛が治らない理由には、いくつかの要因が重なっています。

まず、お仕事を伺うとデスクワークと運転が多いとの事でした。

長時間同じ姿勢で座り続けることで、腰まわりの筋肉に負担がかかり、血流が悪化します

加えて、9月末に半期決算が控えていた事もあり、普段よりも残業時間が多かったそうです。

また、運動もあまり出来ていないとの事で、運動不足も回復を遅くする要因です。

運動不足により腰まわりの筋肉が弱くなり、背骨をまっすぐに支える力も落ちてしまいうことで

腰の骨にかかる負担が増えて痛みが持続しやすくなります。

最後に、入浴の習慣がないとおっしゃってました。

入浴は血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす効果とともに、自律神経を調整し、睡眠の質を向上させる効果があります。

これらの要因が重なり、ぎっくり腰から1ヶ月経っても腰痛が治らない状況が続いていたのです。

1ヶ月経っても治らない腰痛に効果的な治し方3選

ぎっくり腰から1ヶ月経っても治らない腰痛に対して、日常生活で実践できる効果的な対策を3つご紹介します。

①胸の筋肉を伸ばす

よく、腰が痛くなると腰を反るような体勢をしたくなりますが、グッとこらえて胸の筋肉を伸ばしましょう。

写真のように伸ばす事で、デスクワークや運転で縮こまった姿勢が伸ばされ、腰痛の解消につながります。

ポイント

・肩と肘を90度に曲げ、壁に手のひら、腕を密着させます

・野球のピッチャーがボールを投げるような形で胸の前を伸ばします

・息は止めずに、また反動をつけないようにしましょう

②入浴を習慣にする

40°C程度のお湯に20分ほどゆっくりと浸かることで、筋肉の緊張がほぐれ、血行が促進されます。

さらに季節の変わり目は体温が低くなりやすい為、入浴を習慣にする事で免疫力アップも期待できます。

さらに、布団に入る90分ほど前に入浴すると、睡眠の質が向上すると言われております。

③座り方に気をつける

デスクワーク時の姿勢改善は、腰痛対策のポイントです。

椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばしましょう。この時に足をしっかり地面につける事を忘れないでください。

また、腰痛がある場合は、30分から45分に一度は立ち上がる事をお勧めしております。(立って足踏みをするだけでも大丈夫です)

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

ぎっくり腰は一度なってしまうと癖になることが多いので、対策が必要です。

当院では、ぎっくり腰をはじめ、慢性的な腰痛、肩こりに対して整体治療や特殊な電気治療、鍼灸を用いて治療しております。

お気軽にご相談お待ちしております。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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