こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております小竹翔太と申します。
今回はデスクワークと腰痛についてお話をさせていただきます。
今やデスクワークは仕事の中心となっており、日本人は世界一座っている時間が長いなんて言葉も聞くくらいです。
当院に来られている50代の女性の患者さんで経理のお仕事をされているのですが
「午前中は大丈夫なのに、午後になると左の腰の下の方が痛くなる」
仕事が手につかなくなるほど痛くなる事もあるそうで
「これから先も長く働けるのだろうか」
ととても不安を感じていらっしゃいました。
ご本人からは
「この腰の痛みって運動不足?」
と質問があったのがきっかけで今回ブログを作成することにしました。
実際に、座っている時間が長くなると腰が痛くなったという経験は誰しも一度は経験したことがあるかと思います。
そして腰痛には運動が良いというのも聞いた頃があるかと思います。
今回のブログでは、デスクワークによる腰痛の本当の原因について解説をさせていただきます。
同じようなお悩みがある方はブログの内容が参考になるかもしれません。

目次
腰痛の原因は運動不足?
腰痛といえば「運動不足が原因」というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
確かに運動不足が腰痛に直結するケースもあります。
この患者さんもデスクワークが続くとウォーキングなどができなくなり、いわゆる運動不足の状態でした。
しかし、仕事が落ち着いた頃、ウォーキングを再開されたのですが、腰痛が改善されず、デスクワークを長時間すると腰痛がひどくなったそうです。
このように座っている時間が長くなると決まって痛みが増してしまう場合は、単純な運動不足だけでは説明がつかない事が多くあります。
実際にお体を検査したところ、意外なところに原因が見つかりました。
それが、「背骨のゆがみ」だったんです。

背骨のゆがみが腰に負担をかけていた
背骨というのは、首から腰にかけて「積み木」のように連なっています。
その中でも胸の辺りの背骨を「胸椎(きょうつい)」と呼ぶのですが、この患者さんはこの胸椎が固くなっていたんですね。
この胸椎が正常に動いていれば、座っていた時の負担をうまく「分散」することができます。
しかし、胸椎の動きが悪くなってしまうと、その下にある腰椎(ようつい)に負担を押し付けてしまう形になります。
例えるなら、「5人でやるべき仕事を1人が全て引き受けてしまうような状態」です。
そうなると当然その一人は疲れ切ってしまいますよね。

これがまさに腰に起きているのです。
これを代償動作(だいしょうどうさ)と呼びます。
この患者さん場合は、背骨のゆがみによって左の腰に代償動作が出ていたので、長時間座っていると、左の胸椎が動かなくなることで、左の腰の下の方に痛みが出ていたというわけなんです。
腰が痛い時に腰をマッサージやストレッチをしてもなかなかよくならないのは、このような原因があるからなんです。
デスクワークによる腰痛に効果的な正しい座り方
デスクワークが多い方にぜひ意識をしていただきたく、正しい座り方についてご紹介いたします。
ただし、1つ注意点があります。
それは「胸を張りすぎない」事です。
「姿勢を良くしよう」と思うと多くの方が胸を前に突き出してしまうのですが
実は胸を張りすぎてしまうと、腰が過剰に反ってしまう形になり、かえって腰痛が悪化する危険がございます。
正しい座り方のポイントを3つご紹介いたします。
①「坐骨」で座る
イスに座った時に、お尻の下の手を入れると「ゴリゴリとした丸い骨」を触ることができます。これが「坐骨」です。
イスの座面に2本の脚で立つようなイメージで、坐骨に均等に体重が乗るように意識をしてみましょう。

②おへそを少し引き上げるイメージを持つ
胸を張るのではなく、おへそを上に引き上げるようにすると、背骨が「自然なカーブ」を保ちやすくなります。
自然なカーブを保つことで、負担が分散されやすくなり、腰にかかる負担も少なくなります。

③30分に一度は立ち上がる
どんなに正しい姿勢を続けても、長時間同じ姿勢でいると負担どうしてもかかっています。
実は「立っている方が座っている時よりも負担が少ない」という研究結果も出ているくらいです。
30分に一度立ち上がって、歩くか、足踏みなどでも構いません。
立ち上がることがとにかく重要になります。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
今回来られた患者さんに対して当院では500グラム程度の優しい刺激で治療をさせていただいております。
「強い刺激が苦手」
「マッサージやストレッチで改善が見られなかった」
という症状に対して当院がお力になれるかもしれません。
お気軽にお電話や公式LINEにてご相談ください。
[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
