こんにちは。
熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
いよいよ今年も残り1週間ほどとなりましたが、熊本市では急激な気温の低下とともに、体調を崩されている方も多い印象です。
腰痛や寝違えなども例外ではなく、寒くなるにつれて発症する事が多くなります。
加えて年末年始の時期になると病院などの医療機関はもちろんのこと、整骨院や整体院もお休みに入るところが多くなります。
本日のブログでは「年末年始に急に腰痛になってしまった場合の改善方法」についてブログをまとめました。
年末年始の時期になるといつも腰が痛くなる方にとって参考になるかもしれません。
年末年始に急な腰痛になりやすい理由とは?
年末年始は、今年中に終わらせたい仕事を片付けたり、家事や大掃除のによる身体への負担が大きくなる時期です。
ですので、通常の月と比べると腰痛になりやすい条件がそろいやすい傾向にあります。
①残業時間の増加により同じ姿勢が長くなる
多くの企業では、年末に向けて年間の業務締め切りが発生します。
通常業務に加えて、挨拶回りなどで残業時間が増加する可能性があります。
②冷えによる影響
寒さは血の流れの悪さを引き起こし、筋肉や関節の柔軟性の低下につながります。
腰は特に冷えの影響を受けやすく、腰痛を引き起こす一因となります。
今年は特に11月の気温が例年より高く、寒さに身体が慣れていないと思いますので注意が必要です。
③年末年始の大掃除や新年の準備
大掃除や料理など、年末年始の家事は普段とは異なる体の使い方を強いられ、腰に負担がかかりやすくなります。
④忘年会や飲み会による内臓の疲れ
年末年始は忘年会や飲み会が多く、過度な飲酒や食事は内臓に負担をかけます。
内臓の疲れは腰部にも影響を及ぼし、腰痛の要因になることがあります。
特にアルコールの摂取は腰部への負担を増やすため、注意が必要です。
病院が空いてない時の腰痛の改善方法
年末年始は多くの医療機関が休診となり、腰痛に対する専門的な治療を受けることが難しい時期です。しかし、自宅でできるいくつかの方法で、腰痛の緩和が可能です。
①温める
腰痛の緩和には、温めることが非常に効果的です。湯たんぽや電気毛布を使用して、腰部を温めると血の流れが良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。また、温かいお風呂にゆっくり浸かることも、痛みの緩和に役立ちます。
しかし、動かす事も辛い腰痛の場合は腰に炎症があるかもしれないので冷やしたほうが良いでしょう。
②適度な運動
腰痛のある時でも、軽いストレッチや散歩などの適度な運動は筋肉をほぐし、血の流れを改善します。
無理のない範囲で体を動かすことが、腰痛の改善につながります。
③正しい姿勢を意識する
長時間の座り仕事や立ち仕事で腰痛が生じている場合は、姿勢を見直すことが重要です。
背筋を伸ばし、適切な姿勢を保つことで、腰への負担を軽減できます。
④痛み止めの使用
家庭での応急処置として、市販の痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬など)を使用することも一つの方法です。
遠方に住む身内がひどい腰痛になってしまった場合、痛み止めを勧める事もあります。
痛み止めは一時的な痛みの緩和に役立ちますが、長期的な解決策ではないことを理解しておく必要があります。
また、市販薬については使用上の注意を確認した上で使用することが原則です。
これらの方法は、病院が空いていない時期でもご自身でもでき、腰痛に対し効果的です。
しかし、症状が続く場合は、専門医の診察を受けることが重要です。次の項目では、年末年始に向けて急な腰痛にならないために行うべき事をお伝えします。
年末年始に向けて急な腰痛にならないためにやるべき事3選
年末年始は特有の生活リズムや行事が多く、これに伴う腰痛のリスクが高まります。
①休憩を定期的にしっかり取る
年末年始は長時間の仕事や家事、年末の大掃除などで体を酷使することが多いです。
これらの行事の間には十分な休憩を取り、腰への負担を軽減しましょう。
例えば、30分に一度は軽く体を動かしたり、ストレッチをすることで、腰への負担を下げる事ができます。
息をしっかり吐くことで自律神経の調整にもなります!
②睡眠の質を上げる
ベッドに入る90分前にお風呂にしっかりと入ると睡眠の質が向上し、年末年始の忙しい中でも効率的に疲れを取ることができます。
③食生活の管理
忘年会や新年の祝い事での食べ過ぎは内臓に負担をかけ、腰痛の原因となります。
バランスの取れた食事を心がけ、過度なアルコールの摂取は控えめにしてください。
食事と一緒に野菜や果物を積極的に取り入れることで、内臓の負担を軽減し、腰痛の予防につながります。
まとめ
本日は年末年始に腰痛になってしまった際に病院が空いていない時の対処方法についてブログにまとめました。
当院も年末年始はお休みをいただきますので、詳しくはお知らせのページをご覧ください。
当院では年末年始で院がお休みの時も公式LINEにてお身体の不安や他処方法のご相談をお受けしております。
遠慮なくご相談いただけると幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)