こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
当院の患者さまで
「膝の痛みで病院に行ったら手術をするしかないと言われた」
「階段を下るのが痛くて、外に出たくない」
とお悩みの患者さまから、症状が改善し、喜びのお声をいただきました。
15年ほど前にしゃがんで掃除をしていた際、膝を捻ってしまってから膝の痛みを発症させてしまったそうです。
そこから病院に行き、ヒアルロン酸の注射を行いましたが、なかなか症状が改善せず、杖が手放せない状態でした。
「もう手術をするしかない」と言われ悩んでいたところ、当院の患者さまのご紹介で受診をされました。
そこから何回か治療をさせていただき、今では膝の痛みもだいぶ改善し、手術を回避する事ができました。
膝の痛みは、国民生活基礎調査によると、特に女性においては、腰痛・肩こりに次いで「手足の関節が痛む」がランクインしています。
さらに年齢を重ねると、「膝の変形」を引き起こす事が多くなり、当院の患者さまのように病院で手術を勧められる方も多いのが現状です。
しかし、最近では膝の手術をする以外にも、さまざまな治療方法が選択できるようになってきました。
例え膝の骨が変形を起こしていても、手術をせずに症状が改善する事が多い事が近年の研究で明らかになってきました。
今回のブログでは、患者さんのお声を元に、膝の痛みに対する対処方法についてブログをまとめました。
同じような膝の痛みでお悩みがある方にとって参考になるかもしれません。
なぜ内側の膝の痛みが治らなかったのか?
膝の内側の痛みがなかなか治らないのには、いくつかの理由が考えられます。
まず、日々の生活で膝に負担をかけすぎている可能性があります。
膝はとても頑張り屋さんです。
歩いたり、立ったり、しゃがんだりと様々な動きを行う事ができる一方で、休ませる時間が非常に少ないのです。
さらに膝は、体重が直接かかりやすい構造になっています。
平地を歩くだけでも、体重の約3倍の負荷がかかるとも言われております。
体重が50㎏の方で、150kgの重さがかかる計算です。
それから、若い頃にしたスポーツでの怪我も、今の痛みに影響しているかもしれません。
例えば、学生時代に足首をグキッと捻挫した経験はありませんか?
足首と膝は実は繋がっていて、足首の状態が膝を悪くする要因になる事もあります。
さらに、忙しい毎日で運動不足になっていることも、要因の一つです。
適度な運動は、膝の周りの筋肉を強くして、関節を柔らかく保つためにとても大切です。
しかし、膝が痛くなると、運動をしたくても痛みによってなかなかできない悪循環が生まれてしまう事もあります。
内側の膝が痛い時に効果的な対処方法
①膝を温める
慢性的に膝の痛みを感じる場合は、温める事をおすすめします。
膝の周りには、膝の曲げ伸ばしを楽にするクッションの役割を持つ「脂肪体(しぼうたい)」が存在しています。
膝の内側が痛い方は、この部分が非常に硬くなっている事が多く、周りの神経を圧迫する事で痛みを感じてしまいます。
脂肪体は、温めると柔らかくなる性質があるため、お風呂やホッカイロ、ドライヤーなどで温めると効果的です。
バターを冷蔵庫に入れた状態だと固まってしまいますが、温めたフライパンの上に置くと溶けて柔らかくなりますよね。
②膝のお皿を動かす
膝のお皿も同様に、膝の曲げ伸ばしを助けてくれます。
膝が悪くなると、お皿の動きが悪くなりやすくなるので、リンク先の動画のように膝のお皿を前後に動かすことで動きが滑らかになる事が期待できます。
20秒程度、お風呂上がりに行いましょう。
https://youtube.com/shorts/FNImTk_9hro?feature=share
膝の痛みが改善した女性のお声を紹介
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
近所の知人の紹介で受診するご縁をいただき感謝いたしております。
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
15、6年前に膝が悪くなり、整形外科でヒアルロン酸の注射をしたりしましたが、良くならず、他の整骨院に1年ほど通い、どうにか正座までは行きませんが、調子が良くなっていました。
その後何も治療せずにいたら悪化し、両膝に痛みがあり、座るのもできず、杖を使って短時間だけやっと歩ける状態で。
手術を進める方もあり、どうしようと悩んでいる時に受診する機会をいただきました。
Q.実際に受診されてよかったことを書いてください。
良かった事はたくさんありますが、まず、手術をせずに歩けるようになったことです。
はじめは歩いて10分ほどの距離を車で主人に送迎してもらっておりましたが、今は自分の足で歩いて杖なしで歩けるようになり、感謝でいっぱいです。
2年半ほど通院して治療していただくので、年齢を重ねても不安がなくなりました。
ちょっと無理して痛くなっても、すぐ先生が治療してくださるのでほんとうに助かっております。
ご縁がなかったら、きっと今頃は車いす生活だったと思います。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
当院は腰痛や肩こりの治療のほかに、膝の痛みにも対応する事が可能です。
もしも、膝の痛みでお悩みの方がおられましたら、お気軽にご相談いただけると幸いです。
(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)