この記事でわかること
✓ 朝起きた時に肩こりがひどくなる原因
✓ 睡眠の質と肩こりの関係
✓ 朝の肩こりを楽にするために見直したい「夜の過ごし方」
✓ 「股関節の硬さ」が肩こりに影響する理由
こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
今回のブログでは、当院に通われている「30代男性の肩こり」の症状についてまとめさせていただきました。
不動産関係に勤められている方で、最近自身のキャリアアップのために転職をされました。
以前の職場ではデスクワークよりも動いている方が多く、転職を機にデスクワークがメインになったそうです。
最初の1ヶ月はそこまで肩こりがひどくなかったそうですが、ゴールデンウィークをあたりから仕事の忙しさも相まって肩こりがひどくなっていったそうです。
「朝からとにかく肩こりがひどい」
「肩こりがひどいと頭痛までして仕事に行きたくなくなる」
このようにお話をされていました。
新しいことにチャレンジをするために、慣れ親しんだ環境を変えることは、体だけでなく精神的な負担も多かったと思います。
そんな中、忙しい仕事の間をぬって当院に通われた結果
「朝からいい気分で仕事に行けるようになった」
「肩こりだけでなく頭痛も楽になった」
と喜びの声をいただくまで肩こりの症状が改善されていったのです。
今回のブログでは国民病と言われることが多い肩こりの症状について実際の患者さんのお声を元に、原因と改善点までわかりやすく解説をさせていただきます。
同じような症状でお悩みの方はぜひ参考にされてください。

目次
朝からなぜ肩こりがひどくなってしまうのか
まず肩こりのについて簡単に説明します。
肩こりとは首の付け根から肩や背中にかけて凝りや張り、痛みを伴う症状で、ひどくなると、頭痛や吐き気を伴う事もあります。
姿勢が悪くなったりして肩の筋肉がとにかく硬くなっている状態だと思われがちですが、仕事のストレスや睡眠、食事の影響など様々な事が重なって起こることが実は多いのです。
ではなぜこの患者さんは朝から肩こりがひどくなっていたのでしょうか?
私は特に「睡眠」に着目しました。
詳しくお話を伺うと、「睡眠時間が少なくなっていた」「夜の遅い時間にカフェインを取っていた」
このように話されていました。
このような状態が連日続くと、睡眠の「質」は間違いなく低下します。
睡眠の質が低下する事により、人は「痛みを普段より感じやすく」なります。
みなさんも寝不足の日にイライラした経験ってありませんか?
このイライラは「脳が興奮している状態」で、この状態になると痛みも感じやすくなってしまうのです。

朝からひどくなる肩こりを改善させるポイントは「夜の過ごし方」にあり
では、睡眠の質をあげて、朝からひどくなる肩こりを改善するにはどうすればよいのでしょうか?
今回は夜に行うと睡眠の質が上がり、朝が楽になる方法をご紹介いたします。
①湯船にしっかり入る
忙しくなるとどうしても湯船ではなく、シャワーで済ましがちです。
無理のない範囲で湯船に入ることで深部体温(しんぶたいおん)が上昇し、睡眠の質の向上が期待できます。
この深部体温が上がった状態から程よく下がると睡眠の質が向上すると言われます。
例えば、炊きたてのご飯は最初は熱くて食べれませんが、少し冷えると美味しくなります。
睡眠も程よい体温が重要になるのです。

②深呼吸を寝る前に取り入れる
転職後で仕事のことを考える時間も多かったため、「寝る直前まで頭が仕事モード」になっている可能性も考えました。
そこでおすすめしたのが、寝る前に数分間、深呼吸をゆっくり行うことでした。
深呼吸は、仕事モードから眠りに入るためのスイッチのようなものです。
鼻からゆっくり吸って口からはいてみましょう。

③食生活を見直す
仕事がハードな時は、コーヒーやエナジードリンクに頼りがちです。
全てを制限する必要はなく、夕方以降のカフェインの摂取を控えるだけでも、睡眠の質の向上につながると考えます。

当院が考える肩こりの治療に対する考え方
当院でこの患者さんに行った治療の考え方を紹介いたします。
お体を検査するとさきほどお伝えした睡眠の質の低下に加えて「右の股関節の硬さ」が問題になっていると私は考えました。
「肩こりなのに何で股関節?」と思われたかもしれません。
股関節は非常に動きの大きい関節で、特に歩いたり、椅子から立ち上がったり時に大きく動きます。
つまり「動くのが得意」な関節です。
この患者さんは、デスクワークの前は歩き回ったりすることが多く、比較的股関節を動かされていました。
さらに、学生時代はサッカーをやっており、右膝の靱帯の大怪我をしたことがある事も股関節の硬さにつながっていました。
股関節が硬くなると、骨盤や背骨が捻れやすくなります。
長いバスタオルを捻っていくのをイメージしてみてください。
バスタオルを片方から捻っていくと、反対の方まで捻れていきます。
肩と股関節が離れていても、私達の体は「連動」をしていますので今回のように股間節が硬くなると、肩こりがひどくなっていたんですね。
当院ではこの硬くなっていた股関節の動きを、無理なストレッチやマッサージをすることなく、柔らかくする治療を行いました。
股関節の硬さが取れていく中で、徐々に体のねじれが良くなり、肩こりが改善していったのです。

最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
肩こりは身近な症状ですが、仕事に影響が出るほどひどくなることも実は多い症状です。
「肩こりくらいで」と思わず、肩こりがつらくなったら早めにご相談ください。
[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
