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  • 腰痛

食べすぎた後にいつも腰痛が、、内臓と筋肉の関係性

こんにちは。

熊本市中央区で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております院長の小竹翔太と申します。

熊本市では6月が「食育月間」となっているそうです。

食育とは

「食育」は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎と位置付けられるとともに、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるものと定義づけられています。

当院でも日頃、当たり前になっている食べる事について考える良いきっかけとなりました。

そんな中、当院に来られた患者さまの症状についてご紹介いたします。

50代の男性の患者さまで、6月の初旬に娘さんの結婚式に参列されました。

お酒の力も相まって、いつもよりもだいぶ食べ過ぎたそうで

翌日、朝から腰痛がひどくなり当院を受診されました。

今回のブログでは「食べすぎた後にいつも腰痛が、、内臓と筋肉の関係性」という内容でブログを進めていきます。

食後によく腰痛になる方は今回のブログの内容が参考になるかもしれません。

食べ過ぎると腰痛になる理由

食べ過ぎると腰痛が悪化することは、多くの人が意外に思うかもしれません。

しかし、実際には食べ過ぎと腰痛は大きく関係しています。

食べ過ぎると胃や腸が過度に働かされ、その結果、腹の圧力が高まります。

これが腰部の筋肉に負担をかけ、腰痛を引き起こす要因となります。

さらに、脂っこいものを食べ過ぎたりすると消化に時間がかかり、内臓の周囲の筋肉が緊張状態を保ち続けます。

これにより、良い姿勢を保つ事が難しくなり、特に座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続くと、姿勢の悪さが腰痛を引き起こしやすくなります。

このように内臓の負担は、そのまま腰の筋肉に影響を及ぼす為、食べ過ぎは腰痛になりやすくなるのです。

さらに食べ過ぎによる体重増加も腰痛の一因です。

余分な体重は腰にかかる負担を増大させ、慢性的な腰痛を引き起こしやすくなります。

特に30代から50代の年代では、代謝が落ちやすく体重管理が難しくなるため、腰痛リスクが高まります。

内臓と筋肉の関係性

内臓と筋肉の間には、深い関係があります。

特に内臓体性反射(ないぞうたいせいはんしゃ)と呼ばれる仕組みが、腰痛に大きな影響を与えます。

これは、内臓の不調が筋肉に影響を与え、結果として痛みや違和感を引き起こす現象です。

例えば、胃や腸が食べ過ぎやストレスで不調になると、その情報が神経を通じて腰の筋肉に伝わります。

これにより、腰の筋肉が緊張し、痛みを感じることがあります。

例えば、家の水回りは水道管でつながっていると思いますが、大元の水道管が詰まってしまうと、お風呂やトイレの状態がいくら良くても水が流れないので溢れてしまい故障の原因になりますよね。

実際に、お腹の具合が悪い時に腰が重く感じる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、内臓が過剰に働くと、体はその負担を軽減しようとします。

さらに、内臓の不調は自律神経にも影響を与えます。

自律神経のバランスが崩れると、筋肉の緊張が取れにくくなり、慢性的な腰痛を引き起こす可能性があります。

食べ過ぎた後に腰痛にならない為に気をつけておきたい事

食べ過ぎた後に腰痛を予防するためには、いくつかのポイントに注意することが大切です。

以下に、特に重要な3つの例を挙げます。

 

①適度な運動を取り入れる

食後に軽い運動を取り入れることで、消化を促進し、内臓への負担を軽減できます。

例えば、食後30分から1時間後に、15分程度の軽い散歩をすることがおすすめです。

これにより、腹部の血流が改善され、腰の筋肉にかかる負担を和らげることができます。

②姿勢に注意する

食後にすぐに横になることは避けましょう。

横になると胃腸に余計な圧力がかかり、消化が遅れることがあります。

できるだけ背筋を伸ばした姿勢を保ち、椅子に座る場合は腰にクッションを置くなどして、腰への負担を軽減する工夫をしましょう。

また、長時間同じ姿勢を続けることは避け、定期的に体を動かすことが重要です。

③食事の量とバランスに気をつける

食べ過ぎを防ぐためには、食事の量とバランスに注意することが必要です。

特に、脂肪分や糖分の多い食品は消化に時間がかかり、内臓への負担が大きくなります。

野菜や果物、タンパク質をバランスよく摂取し、適量を心がけましょう。

よく噛んで食べることも、消化を助けるために有効です。

よく噛んで食べるの基準は、食べた物がペースト状になるくらいまで噛むと満腹中枢が刺激されて

食べ過ぎを防止する事ができるそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

食べ過ぎてお腹が張り、腰が痛くなる事は実は私も何度か経験した事があります。

学生時代は当時修行をさせていただいていた鍼灸院で鍼治療をして良くなっていました。

しかも腰には直接鍼を打たずに足首や手首のツボを使う事で、お腹の張り感と腰痛が嘘のようになくなり、衝撃を受けた事を

今でも鮮明に覚えています。

今回のような食べ過ぎによる腰痛は鍼治療がとても効果的です。

当院では腰痛をはじめ、肩こりといった慢性痛を専門でお身体のお悩みを改善するサポートをさせてもらっております。

お電話や公式LINEにてご相談をお待ちしております。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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