予約のお電話はこちらから
tel.096-277-1355

(受付時間:10:00-21:00)

〒860-0021 熊本市中央区上鍛冶屋町12-1-101
news
  • 腰痛

子供を抱っこしたら腰痛が悪化した!痛い時の対策方法と正しい抱っこのやり方

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。

今回のブログでは

「子供を抱っこしたら腰が痛くなってしまった」

という声をブログにさせていただきました。

これ実は私の妻の話で、4ヶ月ほど前に子供を抱き抱えた時に妻が腰痛になってしまいました。

この時は、基本的に実家に子供と帰っており、なかなか抱っこの方法など伝える事ができておらず、腰に負担がかかる抱っこを繰り返している状態でした。

今では正しい抱っこの方法を身に付け、腰痛もだいぶ緩和されました。

しかし現状ではなかなか正しい抱っこを実践できている方も少ないのが現状で、当院にもよく同じような理由で来院される方が多くなってます。

今回のブログでは、子供を抱っこする機会が多いお母さんをはじめ、周りのご家族も知っていただきたい内容となっております。

同じようなお悩みがある方にとって参考になるかもしれません。

子供を抱っこすると腰痛になりやすい理由

お子さんや小さなお孫さんを抱っこするのは、とってもうれしい瞬間だと思います。

私自身も今でも初めて抱っこした瞬間はよく覚えています。

でも、そのうれしさの裏で、腰にはとても負担がかかっています。

実は、子供を抱っこすると腰痛になりやすい理由がいくつかあるんです。

まず、子供の体重が予想以上に重いことが挙げられます。

赤ちゃんでも平均7~8キロ、1歳を過ぎると10キロ以上になることもあります。

この重さを長時間支えると、腰への負担は想像以上となります。

それに、抱っこする姿勢も問題になりがちです。

つい、腰を反らせたり、片方に体重をかけたりしまいがちです。

これが腰の筋肉や関節に無理な力をかけてしまうんです。

さらに、子育ての忙しさで自分のケアがおろそかになりがち。

運動不足で筋力が落ちたり、睡眠不足で腰に疲労がたまったりすると、腰痛のリスクがぐっと高まります。

特に、授乳中や寝かしつけの時に長時間同じ姿勢でいることで、腰への負担が倍増するんですね。

腰痛が強いときの対策方法

お子さんやお孫さんを抱っこしたら、腰を痛めてしまった..

この章では子供を抱っこし、腰痛になってしまった時の対策方法を3つご紹介いたします。

①横になれる場所を見つけて、腰を休ませる

腰を痛めてしまった場合、痛い方を上にして横向きになる事がポイントです。

さらにクッションを足の間に挟むとよりリラックスする事ができます。

②腰痛ベルトを巻く

お子さんが小さい時は腰痛があってもなかなか横になる事が難しいかもしれません。

そんな時はこのような骨盤ベルトを巻くと効果的です。

もしも、ベルトが手元にないときはバスタオルを使って代用が可能です。

詳しくは当院のブログを参考にされて下さい。

③痛みが落ち着いてきたら軽く歩く

痛みが半分ほどに落ち着いてきたら15分ほど歩きましょう。

歩く事で、腰につながっている股関節が柔らかくなり、より腰の痛みを軽減する事できます。

そして、冷やすか温めるか迷ったら、最初は冷やすのがおすすめです。

痛い部分のみ、氷を入れたビニール袋を5分から10分ほど当てます。

その際に、腰以外の部分が冷えないように、ブランケットなどを使用するようにしましょう。

 

 

今後腰痛にならない為に知っておきたい正しい抱っこの方法

お子さんやお孫さんを抱っこするとき、ついつい無意識に抱っこしてしまいがちですよね。

でも、ちょっとしたコツを押さえるだけで、腰痛のリスクをぐっと減らすことができるんです。

ここでは、腰に優しい抱っこの方法を3つご紹介します。

 

①子供を近づけて抱く

まず大切なのは、子供をできるだけ自分の体に近づけて抱くことです。

子供が体から離れていると、それだけ腰への負担が大きくなります。

子供をぎゅっと胸に寄せて抱くことで、体の中心で重さを支えられ、腰への負担が軽くなります。

外出の際は、積極的に抱っこ紐などを活用しましょう。

②足を肩幅に開いて立つ

次に、抱っこするときの立ち方です。

足を肩幅くらいに開いて立つと、安定感が増して腰への負担が分散されます。

片足に重心をかけすぎると、身体が歪んでしまうので要注意です。

両足でしっかり地面を踏みしめるイメージで立ちましょう。

 

③腰を落として抱き上げる

最後に、子供を抱き上げるときのポイントです。

腰を曲げて抱き上げるのではなく、膝を曲げてしゃがみ込むようにして抱き上げましょう。

背筋をまっすぐに保ちながら、足の力で立ち上がるイメージです。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回の内容をぜひ実践すれば、腰痛を防ぐ事ができると思います。

ただ何度も腰痛を繰り返してしまっている場合が腰以外にも原因が隠れているかもしれません。

その際は当院までお気軽にご相談いただけると幸いです。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

この記事をシェアする