news
  • めまい

女性に多い「季節の変わり目のめまい」は自律神経の乱れ?すぐに実践できる対処方法

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太です。

あんなに暑かった季節が一転し、特に朝と夜は冷え込んできました。

私も昨日まで冷房をつけていたのに、暖房をつけました。

今がまさに「季節の変わり目」と言えるのではないでしょうか?

最近、当院にはこのようなお声をいただくことが増えています。

「季節の変わり目になると、ふらふらして立ち上がるのがつらい」

「朝起きたときに頭が重く、めまいがして家事をするのも大変」

このようなお悩み、とてもつらいですよね。

特に仕事や家事、育児を頑張る女性にとって、めまいや体調不良が続くと「気持ちまで落ち込んでしまう」こともあると思います。

季節の変わり目に起こる“めまい”は、決して気のせいではありません。

実は、「自律神経」のバランスが乱れて体がうまく対応できなくなっているサインかもしれません。

でも「季節の変わり目って毎年あるししょうがないんじゃない?」

と思われるかもしれません。

季節の変わり目に「お体がどんな状態になるか」考えてみると解決のきっかけになるかもしれません。

今回のブログでは、季節の変わり目に体調を崩しやすい理由と、すぐに実践できるめまいの対策方法をわかりやすく解説します。

もし、今あなたも同じような症状でお困りでしたら、このブログがお役に立てるかもしれません。

季節の変わり目に体調不良になりやすい理由

季節の変わり目になると、「なんとなくだるい」「朝起きるのがつらい」「頭が重い」と感じる方が多くなります。

実はこの不調、気温や湿度、気圧の変化によって「自律神経が乱れる」ことが大きな原因です。

私たちの体は、暑さや寒さに合わせて「体温を調整」したり、「血の流れをコントロール」したりしています。

この調整を担っているのが「自律神経」です。

自律神経が乱れると、体を調整する機能が低下します。

例えば演奏中に「オーケストラの指揮者」がいなくなったらどうなるでしょう?

バイオリンは早く弾き、ドラムは遅れてしまい演奏がバラバラになってしまいますよね。

この結果体はバランスを崩してしまい、ストレスを受けてしまうことでめまいを起こしてしまうのです。

特に女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、もともと「自律神経が敏感な方」が多い傾向にあります。

そのため、男性よりも季節の変わり目に体調を崩しやすいといわれています。

つまり、季節の変わり目は「体が環境に慣れようと頑張っている時期」です。

そんな時こそ、自分の体をいたわり、無理をしないことが大切です。

季節の変わり目にめまいがひどくなった時に自律神経を整える方法

自律神経は体の指揮者で、「交感神経(激しく)と副交感神経(ゆっくり)」がバランスよく指示することで、心と体の調子が整います。

ですので季節の変わり目はこの自律神経をうまく整えてあげる事でめまいをはじめとした体の不調が楽になるのです。

①水分と塩分をバランスよく摂る

めまいが起こる時、体のでは血液が「ドロっとした」状態で流れが悪くなります。

寒くなると水分の摂取が少なくなるためより一層悪くなります。

また塩分が少なくなると「耳の中の圧力センサー」が誤作動を起こしやすくなりめまいが起こりやすくなります。

朝起きたらコップ一杯の水を飲み、朝食で「味噌汁」を飲むと水分と塩分のバランスを整えることができます。

②ふくらはぎを温める

めまいの多くは血の流れが不足している状態です。

特に寒くなると「足が冷えやすく」なるので下半身の血の流れが悪くなります。

すると足元に溜まった血が頭や耳に行きにくくなる事でめまいが起こります。

就寝前に「足湯」に10分浸かったり、レッグウォーマーを履くことで足元の血の巡りの良くし、頭や耳の血の流れも改善されるのです。

③姿勢を正してみる

長く座っていると、「姿勢」が崩れます。

例えば長い時間リュックを背負っていると徐々に背中がキツくなりますよね。

そんな時は手を膝に当てて立ち上がってからストンと座りましょう。

これだけで、悪くなった姿勢をリセットすることができます。

秋から冬の季節の変わり目に体調を崩さないようにするために知っておきたい事

秋から冬にかけては、日照時間が短くなり、気温もぐっと下がります。

①寒暖差によるストレスを減らす

朝晩の冷えで体温が乱れると、寒暖差によるストレスを受ける形になります。

目安ですが「7℃」くらいの寒暖差があるとストレスを感じると言われています。

特に「耳」「お腹」「ふくらはぎ」を意識的に温めると寒暖差のストレスを軽減することができます。

②朝日を浴びる

冬になると日を浴びる時間が短くなり、体内時計が狂いやすくなります。

朝日を浴びることで「脳の時計」を正常に合わせる事ができます。

他にも

「睡眠の質の向上」

「ストレスの軽減」

「ビタミンDの合成」

などメリットがたくさんです。

目安として起床後1時間以内に、5分ほど朝日を浴びてみてください。

最後に

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

特に今年は夏から冬への移り変わりが早く、体調を崩している方も多いように感じます。

私自身も季節の変わり目に弱く、よく体調を崩していました。

そんな時は水分補給や手足を温めることを特に意識することで体調管理を徹底しています。

季節の変わり目にめまいや体調を崩しやすい方はブログの内容をぜひ実践してみてください。

それでも症状が治らないと気は、医療機関や当院にご相談ください。

[監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]

この記事をシェアする