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お腹が冷えると腰痛がひどくなる…女性に多い内臓からくる腰痛の原因を解説

こんにちは。

熊本市中央区上鍛冶屋町で「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。

最近はもう真夏かと思うくらいの気温が続き、クーラーを入れるのが当たり前になってきましたよね。

私もクーラーなしでの生活は考えられません。

前回は「クーラー病」についてブログをまとめさせていただきましたが、クーラーによる「内臓の冷えによる腰痛」で悩んでおられる方も増えております。

当院の患者さまでも

「お腹が冷えると腰痛がひどくなる」

「冷たいものを食べ過ぎて体調を崩した」

といったお声をよくお聞きします。

以前食べ過ぎと腰痛の関係性についてブログを書きましたが、内臓が冷えることでも腰痛が起こりやすくなるのです。

🔽食べ過ぎと腰痛のブログはこちら🔽

 

今回のブログでは内臓の冷えと腰痛の関係性、予防方法についてブログでまとめさせていただきました。

同じようなお悩みがある方にとって参考になれば幸いです。

お腹が冷えると腰痛がひどくなる理由

お腹が冷えると、腰痛がひどくなる理由は主に2つあります。

①血の流れが悪くなる

体が冷えると血管が細くなる事で血の流れが悪くなります。

私たちの体の中を流れている血液は酸素や栄養を多く含んでいます。

その血液が腰の筋肉や内臓に行き届く事で、健康を維持しているんです。

なので体が冷えて血の流れが悪くなると、腰の筋肉が硬くなったり、お腹の調子を悪くしてしまうのです。

②内臓と腰は繋がっている

お腹が冷えるとお腹の血の流れが悪くなりますが、その影響が腰に及ぶ事があるのです。

実は内臓と腰は密接に繋がっています。

イメージをするなら「高速道路のジャンクション」です。

わかりやすく鳥栖ジャンクションを例に挙げます。

*鳥栖ジャンクションは福岡・長崎・大分・熊本の分岐点です*

熊本県から福岡県に行きたいと人と大分県に行きたい人がいて、もしも鳥栖ジャンクションで事故やトラブルが起こると、両方に渋滞が起こり、目的地への到着が遅れてしまいますよね。

この目的地への到着の遅れこそが腰痛ということになります。

内臓からくる腰痛でこの時期に気をつけたいこと

①冷たい食べ物や飲み物を食べる機会が増える

クーラーによる体の冷えが目につきやすいですが、食べ物や飲み物にも注意が必要です。

体が熱くなると、キンキンに冷えた水やビール、アイスクリームを食べたくなりますよね。

もちろん体温を下げるという意味では悪い事ではありません。

しかし、急に冷たい物が体の中に入ってくると胃や腸はびっくりし、消化不良を起こす事があります。

そこから腰痛につながるんですね。

例えば、キンキンに冷えたプールに入って体がガクガク震えた経験ってありませんか?

このように人間は急な温度の変化に弱いのです。

②自律神経が乱れやすくなり、腰痛が長引きやすくなる

内臓が冷えると自律神経が乱れやすくなります。

自律神経は体が正常に動くようにコントロールしてくれている装置のような物で

正しく作動する事で、腰痛の治りが早くなります。

しかし、内臓が冷えると自律神経が誤作動を起こしやすくなり、腰痛の治りが遅くなる恐れがあります。

内臓の冷えを改善し腰痛を予防する方法

①温かい飲み物や食事を心がける

特に胃や腸は温める事が大事です。

白湯や味噌汁(水分だけでなくミネラルも取れます)、野菜スープなどは体を温める効果があります。

もちろん体が熱中症のように熱くなっている場合は、冷たい飲み物を飲んでくださいね。

②腹巻を巻く

クーラーによる冷気は特にお腹に溜まりやすいと言われています。

腹巻を巻く事で、お腹の冷えを防ぐ事ができますのでおすすめです。

シルク生地を選ぶと静電気の発生を防ぐ事ができるので、よりお腹が温まりやすくなります。

③湯船にしっかりつかる

暑い時期はシャワーで済ませる方も多いですが、夏こそ湯船にしっかりつかりましょう。

血の流れが良くなり筋肉が柔らかくなり、クーラーによる内臓の冷えをリセットする効果があります。

38℃から40℃で、10分ほどつかると体の芯から温めることができます。

最後に

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

内臓の冷えを予防し、快適な夏を過ごすためにも今回ご紹介した内容をぜひ実践してみてください。

今回紹介した内容を実践しても腰痛が治らない場合は他にも原因が隠れているかもしれません。

そんな時は当院までお気軽にご相談ください。

(監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太)

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