こんにちは。
熊本市中央区上鍛冶屋町で「こたけ鍼灸整骨院」を開業しております、小竹翔太と申します。
今回のブログでは、残業が多くなるとこめかみがズキズキする、その本当の原因についてブログをまとめております。
当院にもこめかみがズキズキと脈を打つような頭痛で悩まれている方がよくいらっしゃいます。
特に多いのが30代から40代の女性で
「残業が多くなると、決まって右側のこめかみに頭痛のような痛みが走るんです」
「ドクン・ドクンと脈を打つような痛みが走って辛い」
このようなお声をよくいただきます。
2003年の論文によると
眼の痛み,頭痛,肩こりなどの症状 があるかの調査で,2003年度の調査では VDT 作 業者の78.0%に何らかの症状を認め,罹患率は女 性では82.1%,男性では74.6%であったと報告し て い る。
とあり、残業などでデスクワークが増えると女性の方が頭痛を感じやすくなるそうです。
今回のブログでは、なぜ残業の後にこめかみがズキズキと痛むのか。その本当の原因と今日から簡単にできるセルフケアの方法についてお伝えいたします。
もしも同じような症状でお悩みの方がおられましたら、この度のブログが参考になるかもしれません。

この記事に書いてあることまとめ
目次
こめかみがズキズキする…これって「拍動性頭痛」かもしれません
残業の後に右のこめかみが痛むと聞くと、「ストレスのせいだろう」「肩こりからきている頭痛かな」
と思う方が多いのではないでしょうか?
他のブログでもお伝えしているように、単純にストレスや肩こりが原因になっている頭痛も確かに多いです。
しかし、心臓が鼓動するのに合わせて「ドクン、ドクン」と「脈を打つ」ような痛みがある場合は違うタイプの頭痛なんです。

これを「拍動性頭痛(はくどうせいずつう)」と言います。
特徴として
・心臓の鼓動と共に頭に響いてくるような頭痛
・光や音に敏感になり、ひどいと吐き気を伴う
・偏頭痛と言われることもある
などがあります。
私もひどい拍動性頭痛に悩まされた経験がありますが、スマホなどの光がとてもきつく、暗い部屋でゆっくりすると楽になっていました。
こめかみ自体に問題はなく、患者さんの場合は「無意識の食いしばり」が原因だったんです。
こめかみの筋肉「側頭筋(そくとうきん)」が頭痛を引き起こす理由
「私、食いしばりなんてしてないですよ」と思った方も多いかもしれません。
実は結構多いのです。
特に患者さんのように残業で集中している時や、ストレスを感じている時、無意識に歯をグッと噛み締めてしまう方は多いのです。

「自分では食いしばっていない」と思っていても夜寝ている間に噛み締めている方もたくさんいらっしゃいます。
ではなぜこの食いしばりがこめかみのズキズキにつながってしまうのでしょうか?
少し詳しく説明しますね。
こめかみ部分を触ってみてください。
そして軽く奥歯を噛み締めてみてください。
するとこめかみの筋肉がグッと力が入るのが感じられると思います。
この筋肉が「側頭筋(そくとうきん)」と呼ばれる筋肉で、食べ物を噛んだりするときに使う筋肉なんですね。
食いしばりというのはこの側頭筋が常にギュッと縮こませている状態です。
例えるなら、「5キロのお米をずっと持ち続けているような状態」です。

ずっと5キロのお米を持ち続けたら、腕がパンパンになってしまいますよね。
さらに残業時の「ストレス」が「きっかけ」として拍車をかけます。
残業や強いストレスがかかると、無意識の食いしばりがさらに強くなってしまい、側頭筋がさらにガチガチになってしまうんですね。
拍動性頭痛に対する当院でのアプローチ方法
当院では、こめかみや頭だけをみるのではなく、首や背中、股関節など全体のバランスを確認し治療を進めていきます。
食いしばりがある方は、顎の筋肉だけでなく首や背中など連動して硬くなっていることが多いんです。
特に背中は、顎にとって「土台」になっているので、もし土台はゆがんでいる状態で側頭筋ばかりほぐしても、しばらくすると元に戻ってしまうんです。
当院ではできるだけ優しい力を用いて、体に負担をかけない手技で土台を整えていきます。

また、「痛みにこだわりすぎない」事も大切にしています。
「痛い痛い」と意識をしすぎると、それ自体がストレスとなってしまい、食いしばりが悪化することがあるのです。
まずは体全体をリラックスさせることを大切にしております。
自宅でできる拍動性頭痛を和らげるセルフケア
自宅でできるセルフケアをご紹介します。
①寝る前のスマホ時間を減らす
寝る1時間前にはスマホを手の届かないところに置いてください。
ベッドサイドに置くのではなく、リビングに置く、別の部屋に置くと効果的です。

実は寝る前にスマホの画面を見続けると顎や肩に力が入った状態のまま眠りに入ってしまって、寝ている間も食いしばりが続いてしまうんです。
そうすると朝起きた時点で、側頭筋がガチガチになってしまい、頭痛が起こりやすくなってしまうんです。
②上下の歯が触れていないかチェック
ふと気づいた時に、上下の歯が触れていないか確認をしてみましょう。

本来リラックスしている時の歯は、「上下が触れずに少し離れている」のが自然な状態なんです。
「あ、噛んでた」と気がついたら、フッと息を吐いて顎の力を抜いてあげてくださいね。
最後に
最後までブログをご覧いただきありがとうございます。
私自身も拍動性頭痛を持っており、昔は食いしばりが強かったです。
私が特に意識をしたのは「深呼吸」を寝る前に行う事です。
ぜひ今回ご紹介した内容を実践してみてください。
それでも頭痛がなかなか改善が見られない場合当院までお気軽にご相談いただけると幸いです。
[柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太]
