こんにちは!
熊本市中央区でかじやまち熊本鍼灸整骨院を開業しております
院長の小竹翔太(こたけしょうた)と申します。
ご覧いただきありがとうございます。このブログでは整骨院・鍼灸院とはどんなところなの?どんな症状を診てくれるの??などの素朴な疑問から身体の健康面の向上に役立つ情報をお伝えできればと思います。
患者さまから
「肩がこってくると頭痛がするんだよねー」
「肩こりに効く自分でできるストレッチを教えてほしい」
というお声をいただきました。
国民生活基礎調査では女性が普段日常生活で感じる悩み事ランキングで堂々の1位を獲得してます!
実際に当院でも女性の約6割の患者さまは、肩こりの症状が強弱はあるものの抱えられております。
もはや国民病といっても良いくらい多い肩こりですが頭痛との関係が強い事は知っている方も多いかもしれません。
しかし、頭痛にも種類があり実はケアの方法が間違っており、症状を悪化させ痛み止めの薬に頼り切っているという方も実際多いです
今回は
①肩こりと頭痛の切っても切れない深い関係性
②肩こりからくる頭痛がある時にやって良い事、ダメな事
③肩こりからくる頭痛はこれで解決!壁を使ってできるストレッチを紹介
の3つを解説していきます
・肩こりと頭痛の切っても切れない深い関係
肩こりが原因となる頭痛は筋筋膜性頭痛(きんきんまくせいずつう)といい、文字通り筋肉が原因の頭痛の事をいいます
筋肉にはたくさんの血液が流れており、長時間同じ姿勢が続いたり、クーラーで冷えすぎてしまったりすると血液の流れが悪くなり筋肉の緊張が強くなります。
そうなることで頭の後ろにある神経が圧迫される事に頭痛が発生するメカニズムとなります
少し見にくいかもしれませんが黄色いヒモ状の部分が神経になります
肩こりからくる頭痛を改善するにはこの神経の部分の圧迫をとる事がキーポイントとなります
・肩こりからくる頭痛がある時にやって良い事、ダメな事
肩こりからくる頭痛は筋筋膜性頭痛と説明しましたがやっていい事とやってはダメな事があります
⚠️筋筋膜性頭痛と別に血管拡張性頭痛という頭痛がありますが対応方法が異なるのでこの症状の場合は症状が増悪する事がありますのでまた詳しくブログを書きます
やった方がいい事
①適度な運動
ウォーキングやストレッチをすると筋肉の緊張が和らぎます
②湿布を貼る
肩こりを感じる部分に湿布を貼ることで血管を広げる効果があります
冷湿布でもOKです!(冷湿布はひんやりしますが実際に冷やす効果はないです)
③姿勢の改善
猫背などの悪い姿勢を改善できれば肩こりの解消につながります
④十分な睡眠
よく寝ると、脳や体の血の流れがよくなり、疲れが早く取れるようになります。その結果、頭痛は早く良くなります。
⑤入浴
患部をしっかり温めることで血管が広がり、血液の流れが改善します
やってはいけない事
①痛み止めの飲みすぎ
薬を飲みすぎると逆に頭痛が出ることもあり、胃腸の不調などの原因となることもあります
②無理な運動
強度の高すぎる運動は血管の収縮を促し、頭痛が強くなる事があります
③カフェインの過剰な摂取
カフェインにも血管を収縮させる働きがあるため肩こりによる頭痛がある場合は避けた方が賢明です
このようにやっていい事と悪いことがしっかり分かれているのも肩こりからくる頭痛の特徴とも言えます
・肩こりからくる頭痛はこれで解決!壁を使ってできるストレッチを紹介
やった方がよいリストの中に姿勢の改善が効果的と書きましたがここでは実際に肩こりを改善するストレッチを3つ紹介します
やり方
1.壁の真横に立ちます
2.左足を一歩前に出し、左手をこのように壁につけます
3.肩と肘を90度曲げた状態で胸を少し張ります
これで胸の前の筋肉が伸び、良い姿勢が作りやすくなります!
ポイント
・反動はつけずにゆっくり伸ばします
・気持ちよく伸ばす事が大事!痛みがあると逆に硬くなる事があります
・息は止めずに通常通り呼吸しましょう
本日のまとめ
①肩こりからくる頭痛は血流の流れが原因
②肩こりからくる頭痛はやっていいこととダメなことがある
③胸の前の筋肉を伸ばせば姿勢の改善に役立つ
いかがだったでしょうか?
頭痛があると仕事がやりたくなくなったりと気分がとても落ち込みますよね
今回のブログの内容をやっても改善されない場合はいつでもご相談ください!
監修:柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太